タイで乗った象の背中は硬かったです。
大好きなタイ料理。
トムヤンクンとチャーンビールを堪能。
ちなみにチャーンとは、タイ語で「象」のこと。
瓶のラベルが可愛らしいのだ。
私は数年前にタイ旅行に行ったことがあり、
現地の食べ物やお祭りや人の話で、マスターと盛り上がった。
星が瞬く帰り道。
最近読んだ本にあったフレーズが、目の前にぽーんと浮かび上がった。
『前提を疑え』。
って言うと、何だか頭でっかちに聞こえるけど、
自分なりに言いかえると、
「その前提は何のため?誰のため?」という感じ。
「常識」や「慣習」もその類だと思うけど、
誰が何のために作ったのかわからない「前提」は、
一度疑ってみる価値があるかも。
けっこう、転がってるんです。そこかしこに。
男性にも、女性にも、学生にも、社会人にも。
あなたの周りにも、きっと。
そういう前提顏してるものを、ひょいと覆すことはすごく勇気がいるし、
周りの人が理解してくれないこともある。
以前の日記にも書いたけど、
物事を判断する時は、暗黙の前提にとらわれすぎないこと。
最後に自分のフィルターを通っていることが、すごく大事だと思う。
ということを、今日、タイ料理屋のマスターの話を聞いて、改めて感じた。
異国文化に思いを馳せることで、
日常に潜む暗黙の前提を疑うスイッチが入ったのかも。
こうあるべきっていう前提をひとつでも取り払えば、
こんなにも楽しい人生をおくれるよと、
そのマスターは言いたかったんだろうな。
幸せな笑顔だった。
一度止まって考えてみることも必要だわ。
例えば、チャーンビールをつまみに、トムヤンクンを飲むとか(笑)。