書店に行ったら、必ず絵本コーナーに足を運びます。
数日前のこと。
月に一度の、絵本のお話し会。
病気やけがなどで、小児科病棟に入院している子どもたちと一緒だった。
代わる代わる、絵本や手作り紙芝居を読んだり、指人形遊びを披露したりと、
子どもたちと触れ合ってきた。
参加しているのは、
もう8年くらい、絵本などを通して子どもたちと向き合っている、
ボランティアグループの皆さん。
ベテランの皆さんの、あたたかで素敵なパフォーマンスには、
私も圧倒されつつ、自然と顔がほころんでしまう。とっても勉強になる。
そして、VOiCEのメンバー。
私も前回から参加させてもらっている。
フリーアナウンサーの内田恭子さんと千野志麻さん。
『バーバパパ』の大型絵本の迫力と、千野さんの鮮やかな語りかけに、
子どもたちは目をまん丸くして夢中になり。
このあと内田さんが、『しろくまちゃんのホットケーキ』を読むと、
あっという間にみんな絵本の世界に引き込まれ、ぐーっとお腹がすいたようで(笑)、
その表情がすごく可愛らしかった!
そして、最後に、私が読んだのはこちら。
三浦太郎さんの、『おうまさんしてー!』
子どもたちが大好きな「おうまさんごっこ」の絵本。
2009年に発刊なので、わりと新作だ。
お父さんの背中に乗った子どもが、
次に、お父さんと一緒にくまさんの背中に乗って、
次はおうまさん、ぞうさんと、どんどん動物が増えていって・・・、
最後にみんなが乗ったのは・・・??
三浦さんらしく、くり返しでわかりやすくて、
かつ、次の動物はなに!?と展開にドキドキする一冊。
子どもたち、次はみみず〜っ!?とか、きょうりゅう〜っ!?
って叫んでくれて、元気いっぱいだった。
この絵本は、作者の三浦さんが娘さんを背中に乗せて、
パッカパッカとおうまさんごっこをしている時に、
乗せるだけではなく、
「自分も乗りたいな〜!」と感じたことがきっかけで描かれたそう。
そのエピソードが可笑しくって、いいなあぁ〜と。
思わず、私の絵本コレクションに加えたのだ。
子どもたちの笑顔につながりますように。
まだまだまだ修行の身ですが、
いろいろ工夫しながら続けていけたら、と思っている。