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5/31/2016

『なんのために勝つのか。』を読んで、ラグビーの司会

アナウンサーという仕事をしていると、
「この場に携われて本当に幸運だった・・・」
と、こころに沁みる機会がときどきやってくる。
今回の仕事もそう。
一般社団法人日本ラグビーフットボール選手会発足記者会見」で、
司会を務めさせていただいた。

選手会は主に、
ラグビーの普及活動、社会貢献、ラグビーを取り巻く環境について、
選手自らが主体的な活動をしていくことを目的として設立されたもの。

ラグビーに関わる仕事は、
さよなら国立セレモニーの司会のとき以来だった。
多くの報道陣が詰めかける中、
選手会発足に至った経緯や、今後の決意が語られた。

印象的だったのは、廣瀬俊朗代表理事の言葉。

『選手同士で立ち上げた会なので、完璧なこともありません。
メディアの人からみても「こうしたほうが良い」といった話も出てくると思います。
記事を発信するだけでなく、一緒にできることを探っていただけたら嬉しいです。』

『これからやっていく中で、利害関係や口論が生まれるかもしれませんが、
根底には、日本ラグビーのためという思いがある。それだけはお約束したい。』

わたしは進行しつつ、
質疑応答の内容に夢中になってしまうほど、
ラグビー界の現状について濃密に学ばせていただいた。
選手会のみなさんと控室にて。
左より、廣瀬俊朗代表理事、川村慎理事、和田拓理事。

その会話の端々から、一流の人たちの人間性とは、
なんてまっすぐで清々しいのだろうと、
感動を覚えるほどだった。
揺るぎない情熱と信念と、なにより覚悟がある。
廣瀬さんの著書『なんのために勝つのか。』は、
事前に読ませていただいていた。

高校、大学、社会人、
そして日本代表のキャプテンを務めてきた廣瀬さんだからこそ語れる、
リーダーシップ論。
チームを結束させるためには、
「なんのために勝つのか」という”大義”を見つけることが大切だと。
2015年のW杯日本代表躍進の裏側まで網羅するこの1冊は、
とても読み応えがあった。

読んだうえで、実際に廣瀬さんにお会いして感じたのは、
「裏表のない、全てが一貫している人」。

記者会見での誠実な言動はもちろん、
控室での謙虚でやさしい立ち居振る舞いも含めて・・・
著書からにじみ出ていた廣瀬さんのお人柄そのものだったから。

周りの人たちが廣瀬さんを強く信頼し、味方になり、
個々の素晴らしい能力を発揮していく道筋が、
よくわかる気がした。
変革の風を起こす大切なひと仕事を終えた帰り道は、
みんな笑顔で和気あいあい。
ラガーマンはさわやかで素敵ですね~。

これからのラグビー観戦が、
ますます楽しみになる一日だった。

今回の痺れるような機会を与えてくれたのは、
ラグビーをこよなく愛するコピーライター・吉谷吾郎くん
感謝!
ちなみに現場では、思いがけない再会も。
以前、ニュース番組でお世話になっていたカメラマンと音声さん。
ほんの束の間だけど、昔話と近況話に花が咲いて。
うれしかったなぁ。

5/26/2016

絵本journey vol.12 『こどもの本のみせ ともだち』

久しぶりの「絵本journey」更新。
前回のブログに書いた幼稚園での絵本ヨガ後、
同じ横浜市にある『こどもの本のみせ ともだち』を訪問。
こちらは、絵本専門士第1期の同期生・湯阪美智子さんが働くお店。
中央が湯阪さんで、
右側にいらっしゃるのが代表の及川智子さん。
日吉本町駅より歩いて5分。
愛らしいピンク色の外観が目印だ。
これまで、湯阪さんとの交流の中で感じてきたのは、
絵本に対する幅広い知識と豊富な現場経験。
そして何よりも、絵本への深い愛情・・・。
こだわりの光るすてきなお店なのだろうと確信しつつ、
楽しみに伺った。
正面の棚に並ぶのは、
スタッフのみなさんによる今イチオシの絵本。
この中に「森のくるるん」が・・・!
発売当初から仕入れて下さっているそう。 
しかも、手作りポップまで!
うれしくて涙腺がゆるゆる。。

「ヨガの絵本ってどんなものだろう?」
絵本を手渡す立場としてどういう作品かきちんと知りたいと、
森くる原画展まで足を運んでくださった湯阪さん。
この日は実際に絵本ヨガも見に来てくださった。

その真摯な姿勢、絵本に携わる先輩として、
こころから尊敬します。
お客様の層が厚く、絵本の読み手の方も多いとのこと。
選書に役立つ本も充実していた。

読み手を応援してくださるのはありがたい。
もし家が近かったら、わたしも通いつめたいくらい。
絵本の関連グッズなどもいろいろ。
贈り物にもいですね♪
日吉在住の絵本作家・植垣歩子さんのコーナーも。
地域を愛し、地域に愛されるお店ならでは。
わたしの知人の著書も発見!
絵本ではないけれど、
お母さんたちの心強い味方となる本だ。
品揃えがバラエティに富んでいるところも魅力的。
いろいろとお話を伺いましたが、
「ともだち」の大きな特徴は、
地元の主婦のみなさんが共同で運営されているところ。

2000冊以上並ぶ本のどれも、
スタッフの方々が1冊1冊こころを込めて選んでいることが伝わってくる。
お店が43年も続く理由を、肌で実感することができた。

またゆっくり訪れたいなぁ。

イベントなども多数開催されているので、
ぜひチェックしてみてくださいね。

★『こどもの本のみせ ともだち』HP

★今春の朝日新聞に紹介された記事

絵本ヨガ in 幼稚園、はじめました!

絵本ヨガの新たな一歩!
出張絵本ヨガ in 幼稚園。
ご依頼いただいたのは、
横浜市にある杉之子幼稚園
この日は、地域の親子を対象とした絵本ヨガ&園庭開放の日。
およそ40組の親子のみなさまが参加してくださいました。



とても熱心に参加してくださったお母さん&お父さん。
子どもたちもとても安心した表情で、
ふれあいを楽しんだり、自由に駆けまわったり。
のびのび過ごしてくれました。
おうちでも「森のくるるん」を読みたい!と言ってくださった方々も。
うれしかったなぁ。
つづいては、年長さん4クラスを対象に実施。
年長さんくらいになると、
自分でしっかりヨガポーズがとれます。
みんな上手!!
子どもたち同士でハグ♡
先生と子どもでハグ♡
親子に限らず、いろんなハグタイムが広がるといいなぁ・・・
と想って制作した絵本「森のくるるん」。
あたたかいハグの瞬間を目の当たりにできるありがたさ。
創ってよかったなぁとつくづく。
左より、ヨガのアシスタントを務めてくれた鶴飼千春さん。
ヨガインストラクターの相澤友里恵さん。
お世話になった杉之子幼稚園の鈴木直美園長。
見学に来てくださった、
横浜市にある絵本専門店「ともだち」の湯阪美智子さん。

鈴木さんと湯阪さんとわたしは、絵本専門士第1期の同志。
こうしてご縁を繋げて下さって、
感謝のきもちでいっぱいです。。

絵本に理解があり、
絵本を愛していらっしゃる鈴木園長だからこそ、
こんなすてきな空間も・・・!
杉の木で作られた、すぎのこバス!
奥に絵本棚があるのが見えますか?
バスに乗りながら絵本を自由に楽しめるのです。
なんて心おどる場所♪
これから定期的に訪問できたらなぁと願っていた、
幼稚園での絵本ヨガ。

その記念すべき第1回に杉之子幼稚園にお邪魔させていただけたこと、
本当にしあわせに思います。
地域に愛されている、素晴らしい園でした。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
鈴木園長はじめ関係者のみなさまの、
細やかであたたかいご配慮にも、感激しきりの一日でした。。

★園のブログ「すぎのこ便り」にもご紹介くださいました。
丁寧でこころのこもった文章に感謝です。

★保育園や幼稚園などでの出張絵本ヨガ、
ご興味ある方はオフィシャルサイトよりお問い合わせください。

5/24/2016

サプライズプレゼントと原画展のお礼♡

今年の誕生日に届いた、うれしいサプライズプレゼント!
森のくるるん」で絵を描いてくださった齋藤槙さんより、
手描きの森くる飾り皿です。
お仕事で多治見に行かれた時に絵付けしてくださったそう(涙)
心なしか、くるるんのお腹も少しふっくらしているような・・・♡
槙さんは、いつも細やかに心のこもった言動をされる方。
こんなにすてきな贈り物まで考えてくださるなんて、
本当に愛情あふれる方と作品を創らせて頂いたのだなぁと、
改めて感謝のきもちが込み上げました。
ありがとうございました!!

そんな槙さんのすてきな絵を展示させて頂いた、
「森のくるるん」絵本原画展。
おかげさまでこの春、
ティール・グリーン in シード・ヴィレッジ」と、
絵本の森 グランチャ」と巡回開催することができました。

お越し下さった方々にも感謝を。
遠く北海道、福岡、大阪などからも来てくださったり、
わたしの在廊日以外で足を運んでくださった友人・知人もたくさん。。

「森のくるるん」を手にとってくださる方々の顔が見える原画展、
とても幸せな体験でした。




























思えばこの頃は体調が優れず、
心身ともに厳しい時期でしたが・・・。

応援してくださるみなさんとお会いできる時間を励みに、
何とか乗り越えることができました。
お腹の中の赤ちゃんが、一番頑張ってくれたかな。

これからも、より多くの人に、
森くるの優しい世界を届けられますように。