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11/29/2012

イルカのおかげ。

どうも、近藤です。
イルカさんが唄う“なごり雪”も好きです。

仕事の台本や資料を持ち歩くことの多い私。
今日も、打合せ前にカフェで台本チェックをしていたのだが・・・
どうせ仕事するなら、自分をアゲる環境にしたい。

最近の仕事のお供は、このクリアファイル。
白イルカが、ヤシの実と遊んでいる。(大好きな写真家 高砂淳二さんの写真♪)
きれいなブルーは、ハワイの海。

いやされる~(>_<)。
今年の夏休み、御蔵島で野生のイルカと一緒に泳いだ光景を思い出す。
あのイルカたちの鳴き声も。。

いつでもどこでも、イルカと一緒。
・・・元気が出るなぁ!
仕事は大変なことも多いけど、
ちょっとした工夫次第で、いくらでも自分を盛り上げることができるのだ。

私みたいに単純な人間は特にね。

11/27/2012

若ママが発信!子宮頸がん予防。

どうも、近藤です。
女子大生が発信!子宮頸がん予防』も見てね。

今、子宮頸がん予防を新しいカタチで発信しているのは、
女子大生だけではない。
若いママたちも、積極的に活動している。
先日私が取材に行ったイベントは、
若ママカンファレンス HAPPY mama aid@東京』。
こちらも、全国6大都市をまわったイベントのファイナルだった。
もともと、東日本大震災の被災地支援のために立ち上がった、
Stand for mothers(ママたちがつくるママたちのための支援コミュニティ)』が、
日本対がん協会と連携して行なっている、子宮頸がん予防啓発プロジェクトの一環である。

彼女たちの合言葉は、『守りたい人がいるから、自分を大切にする』。
子供が笑顔でいるためにも、ママが健康でいることが大事!と訴えているのだ。
本当に、ママたちはたくましい。
子育てや家事に忙しくしながらも、子供を守るため、家庭を守るため、
リアルに日々感じていることを活かして、プロジェクトの企画に携わっている。
その中には、「ママ友検診」といった、
ママたちの生の声が反映された斬新なアイディアも・・・。

この日は、検診受診率をアップするにはどうしたらよいのか、
集まった若ママたちと共に考えるワークショップも行われた。


参加したママたちが、イベント終了後に実際に検診に行き、
前がん状態が見つかったとの報告もあったという。

国の制度が変わり環境が整うことを待つばかりでなく、
自ら立ち上がり、同世代の女性たちに発信していく。
子宮頸がん予防啓発の2つのイベントを通して、
運営する女子大生や若いママたちの、腹の座った情熱を感じた。

彼女たちの姿は、
勇気を持って行動することが、
自分だけでなく周りの人も幸せにすることを、改めて教えてくれる。
一歩踏み出すことが、大切な一生を守るのだと。

11/25/2012

女子大生が発信!子宮頸がん予防。

どうも近藤です。
女性の幸せは、未来を照らすと思います。

東大赤門前にて。
いやー、やっぱり母校は懐かしいなぁ。。。
・・・嘘です(^^ゞ
今日は、生まれて初めて東大赤門をくぐった。
全国大学生カンファレンス@東京
 ~うけよう。子宮頸がんワクチン・検診~』の仕事。

福岡⇒札幌⇒名古屋⇒仙台⇒大阪と、
各都市を巡ってきたイベントのフィナーレのお手伝いをさせて頂いた。
主催の日本対がん協会が、
女子大生リボンムーブメント』とコラボした、このイベント。
何が素晴らしいって、女子大生有志からなる団体が、
自ら同世代の大学生たちに、子宮頸がん予防の大切さを訴える企画であること。
企画立案も準備するのもイベントの司会進行も、全て女子大生が中心。
だから今回私は、司会ではなく、
子宮頸がんの取材経験を通して感じていること、
社会で働きながら予防活動をする女性として思うことなどをお話させてもらった。

対がん協会の小西さんと共に、子宮頸がん予防に関わるQ&A講義に参加。
もともと女子大生リボンムーブメントは、
子宮頸がん予防啓発活動をするために、3年前に立ち上がった団体。
彼女たちは、大学や、高校、中学でのセミナーだけでなく、
小冊子の作成、自治体と連携した検診受診を促す活動も積極的に行い、
実際に受診率アップにも貢献している。
『大切な人に、大切なことを、大切だと伝えよう』
これが彼女たちの合言葉。
自分たちから社会の意識を変えていこうと、
まっすぐに強い気持ちを抱き、奮闘しているのだ。
振り返れば、私は大学生の頃、子宮頸がんの病気のことを全然知らなかった。。
ワクチンが日本で認可されたりと、
予防を取り巻く環境が時代と共に変わったとはいえ、
彼女たちの活動には、素直に頭が下がる思いだ。
本当に意義の大きいアクションだと思う。

イベントでは、23歳で子宮頸がんを患い、大切な子宮全摘出を余儀なくされた、
がんサバイバーの女性の講演も。
これから夢を持って社会に羽ばたこうとする学生たちへのメッセージは、
静かに強烈に、胸に届いたことだろう。

女子大生の反響が大きかったのはもちろん、
参加した男子学生の声も印象的だった。
「彼女に検診を勧めたい。彼女のために、良い婦人科を探してあげたいと思った。」
なんて感想も。えらい!男性の理解も必要不可欠。

結局私たちは、
自分ごとだと思うことでしか、行動は変えられない。
今日参加した一人一人が、自分の命と未来を守ること。
さらに、その一人一人が、それぞれ大切な人へのメッセンジャーとなれば、
地道だとしても、着実に、予防の輪は広がるのではないか。
とても、良いイベントだった。

・・・さて次回は、『若ママが発信!子宮頸がん予防』をお送りします。

11/22/2012

ちょっぴり早いクリスマス。


どうも、近藤です。
初雪の季節はわくわくします。

11月のVOiCE読み聞かせ。
テーマは雪とクリスマス・・・
ちょっと早いけど、
政井マヤさんと2人で、サンタになって小児病棟へ。

すると、ちょうど子供たちも、
どんぐりを使った可愛いリースを作っているところだった。
ほのかにクリスマスムードに包まれる中、
お話会をスタート。
今月の絵本のラインナップは、
『ふゆのき』⇒『ぐりとぐりのおきゃくさま』⇒『まどからおくりもの』
⇒最後に『さんかくサンタ』を読んだあと、
今度はみんなで、“まあるい雪だるま”作り。
木の枝や、にんじん、ぼうしやマフラーなどを、
一人一人が好きなように組み合わせて・・・
いろんな表情の、楽しい雪だるまが完成!!

横顔の雪だるまにしたり、ウィンクしたり、リボンつき帽子をかぶせたりと、
愉快なアイディアいっぱいの、オリジナル雪だるまたち。
いつも子供たちの反応がどう出るかドキドキだけど、
わいわい盛り上がって良かった〜(*^^*)

みんな、これからサンタさんにお手紙を書くのかな。
おだやかで、楽しいクリスマスが訪れますように♪

11/20/2012

自分をメンテナンス。

どうも、近藤です。
病院の待合室の絵本が気になります。

今日は、病院に行って来た。
ある体の異変。
11月に入ってからずっと気になっていながら、
なかなか行けず。。
気づけば体からのサインが大きくなっていた。

初めての病院だったけれど、
色々気になっていたことも聞くことができて、
原因もわかったので、少しほっとした。

ちゃんと薬をもらってきたので、もう大丈夫。
心配しないでくださいね。

本当に、健康って、貴重だと思う。
心のありようにも少なからず影響するから。

最近は医療関係のお仕事をさせていただくことも多く、
健康であることの有り難みを感じる場面も多々。
でも、実際に自分の体に痛みを感じたりすると、
言葉や気持ちをこえて、身を以て激しく実感する。

自分を労ってあげよう。
そして、小さなことにも感謝したり、
普通の生活に喜びを感じながら過ごしたい。

おやすみなさい(^^ゞ

11/18/2012

大阪出張。

どうも、近藤です。
電車の乗り換えが苦手です。

今日は、日帰りで大阪出張。
喘息シンポジウムの総合司会のお仕事だった。
先日の横浜での喘息シンポジウムに引き続き・・・
またまた勉強させて頂いた。
喘息治療の変遷、正しい治療法、
いかに日常生活となじませながら喘息をコントロールしていけば良いのか。
そして、セカンドオピニオンの重要性や、周囲の理解の大切さ・・・。

特に、患者さん代表として登壇して下さった女性のお話が、
同じ女性として、とても心に響いた。
以前、報道記者として子宮頸がん患者さんへの取材をしながら、
経験した方の生の声ほどメッセージが深いものはないとつくづく感じていたが、
今日もそれを実感。
勇気を持って話して下さったことに感謝。
辛い記憶や、苦しい体験、今も闘いながら感じていること。伝えたいこと。
ひとつひとつの言葉を噛みしめながら。
そんなお母さんの姿を、
会場最前列に座ってじっと見つめていたお子さんの表情もまた、
胸をうつものだった。
控え室でも、ずっと優しい表情でお母さんのそばに居た、可愛い男の子。
病気を一緒に乗り越えてきた、親子の絆を感じた。

そして、シンポジウムの最後には、
ヴァイオリニストKoNさんと、
ピアニスト阿部篤志さんによるジョイントコンサート!
心に染み入る音色に、癒され揺さぶられ、あやうく仕事中にホロリと。。
本物の音の鳴りは、強く感情を動かすものだ。
終了後の楽屋にて。
とっても素敵なコンサートで、会場のお客様もじっくり聴き惚れていた。
“冷たい雨”のカバーも良かったなぁ。。。

涙こぼれるように 時もこぼれていくわ
指と指のすきまを
そしていつか忘れたい

・・・やっぱり名曲(>_<)!

シンポジウムの模様は、後日朝日新聞に掲載されますので、
またお知らせします。

11/16/2012

二人でスタバ。

どうも、近藤です。
今年は秋が短くて残念です。

最近めっきり寒くなった。
大好きな秋が深まるのをちゃんと実感できないまま、
気づけばもう冬!?何だか切ないなぁ。。。

久しぶりに、夫婦で外食して帰ったある日。
寒いね~と、スタバに立ち寄った。
冷たくなった手もあたためたくて。

そしたら、店員さんが、
テイクアウトする二人のカップに、
何とも可愛いイラストを書いてくれた。
左がまちこのショートカプチーノ。右が彼のトールラテ。
心までほっこりあたたまった。

最近は、二人でゆっくり過ごす時間がなかなかとれないけれど、
ちょっとした時間でも、幸せな気持ちを共有することが大事だな。
それがどんなにささやかでも、
また明日を頑張るチカラをもらうことってあるから。

あたたかいカップを握りしめてテクテク歩いたら、
今度は夜風が心地よく感じた。

自分を芯からあたためる時間を大切にして、
寒い季節を乗り切りたい。

11/14/2012

切磋琢磨は美しい。

どうも、近藤です。
モンサンミッシェルの風景は、青春時代の大切な思い出です。

新人アナウンサーの頃に、
先輩にこう言われたことがある。

アナウンサーって仕事は、
自分が楽しんじゃいけないんだ。
相手を楽しませなきゃいけないんだよ。

その言葉がずっと忘れられなかった。
笑顔でいながら、見えないところで闘うことを教わった。
私の仕事に対する姿勢を築いてくれた一言だったと思う。
だから簡単に、「今日の仕事楽しかったー!」
と言うことには、ずっと抵抗があった。
大事なことを教えてくれた先輩に感謝しているし、
あの言葉は真実だと信じていた。
そのキモチはもちろん、今も同じ。

でも最近は、「楽しかった」と素直に思ったり、
素直に感謝できる機会が多い。
色々な経験を積んできて、自分がそういう年代になってきたのもあるのかな。

前置きが長くなってしまったが・・・
今日はまさに、楽しいと感じられるお仕事だった。
プジョー・シトロエン・ジャポンにて。
ちょうど1年前のブログにも書いた、
全国の精鋭達が集結する、セールスアドバイザーコンテストの司会。
今年も関わらせて頂き、本当に有り難い。
なにせ、スタッフの皆さんがすごく素敵な方々なんだもの。
学ぶべきところが山ほどあり、様々な瞬間に、背筋が伸びる思い。

コンテスト自体も、ものすごく刺激的だ。
トップセールスマンとお客様。
人と人との会話の妙が詰まっている。
とてつもなく面白いし、今年も勉強になった!

休憩時間は、ショールームで試乗体験。
去年この仕事で出会った、俳優の安芸武司さんとドライブ風。
6月の舞台以来の再会で嬉しい♪
はじめましての末広響子さんは、
司会やリポーター・女優、なんでもこなすスーパーウーマン。
とっても明るく楽しくて、チャーミングな方だった。
特別に、二人で受付嬢体験も♪
そして仕事後は、3人で軽く打ち上げへ。
私のほろ酔い絵本セラピーにもお付き合い頂いた。
これがまたお二人の心に響いたようで・・・想像以上に盛り上がった。
嬉しかった。
毎日、このミニ絵本を持ち歩いている。
サッと取り出して、いつでも絵本セラピーができるように(*^_^*)
いつでもどこでも、絵本の魅力を伝えられるように。
(⇒お二人が、セラピーの感想などをブログに書いて下さった。
 安芸武司さん末広響子さん・・・聞いて下さった方の感想は、私の財産です。)

今日は色々と、
心の琴線に触れる出来事の多い一日だった。
そういう仕事が大好きだな。
とてもとても、楽しかった。

11/12/2012

兄にもらったサンタこけし。

どうも、近藤です。
昔から、兄妹4人仲良しです。

週末、兄の近藤陽一郎が東京に来ていて、
一緒に晩ご飯を食べた。
私のブログ初登場。
4人兄妹の中では、兄と一番似ていると思っている私。
どうですかぁ・・・?

そんな兄に、思いがけず素敵なプレゼントをもらった。
サンタこけし!
きゃあぁぁぁ・・・!!
これはまいったー(*_*)

ころんとまあるいフォルムがたまらない。
大きさは、うずらの卵よりちょっと大きいくらいかな。
手触りはなめらかでつるつる。
にんまり目尻が下がったサンタの表情が、
平和な気持ちにしてくれる。

東京駅にある中川政七商店のお店、“遊 中川 日本市”で、
家族へのおみやげを探していた兄が、
私の家にもと、みんなとお揃いで買ってくれたのだ。

あまりに可愛いので、色々調べてみた。
これは、『卯三郎こけし』といって、
群馬の職人さんによる手づくりこけし。
地元の山間部から切りだされた原木を使って、
従来のこけしに新たな作風を開拓。
筆による絵付けに、彫刻や焼き絵を融合させた工芸品である。
群馬の創作こけしは、
東北の伝統こけしに対して近代こけしと呼ばれ、
その形状の自由さなどが特徴だそう。
高い技術力があるからこその遊び心に、胸打たれる。
中には、ミッフィーのこけしもあるというから驚いた!
このサンタこけし、あまりにツボなので、
おでん屋のテーブルに紛れさせてみた笑。
すると、兄も私も大好きな是枝裕和監督のドラマ、
『ゴーイングマイホーム』に出てくる小人“クーナ”にそっくり!
そんなところもタイムリーで気に入った。

可愛いなぁ、可愛いなぁ。嬉しいなぁ。
ありがとう兄!!

11/07/2012

半蔵門でNEWSとジャージ。

どうも、近藤です。
ジャージが似合うとほめられます。

毎週土曜日に担当している、TOKYO MX NEWS
こういうスタジオで、ニュースを読んでいる。
基本的には、11:55~18:00~21:55~の3回のニュースを担当。
スカイツリーの電波が届く首都圏にお住まいの方は観られます。
原稿を書いたりもするので、新潟で報道記者をしていた時代を思い出す。
何でも、経験してきたことは無駄にならないものだ。

実は、去年東京に引っ越してきてから、MXの番組をよく観ていた。
他局ではなかなかできないことをやっていて独自性があり、
ラジオのように、人情味があって、自由で、生活者に近い感覚で、
ふと核心をついてくるところが凄いなぁ、面白いなぁと思っていた。

そんなMXに毎週通うようになり、
仕事以外に楽しみにしていることがある。
社屋のすぐ目の前の、皇居の緑・・・!!
颯爽と駆け抜ける皇居ランナーも多い。
晴れた日は、本当に心地の良い風が吹いている。
ビル群を背景に広がる緑は、都会らしく乙な風景だ。
そのうち、私も仕事が終わった夜にでも走ろうか。
皇居ランナーデビュー!!?
毎週、ジャージ持参で半蔵門に行こうかなぁ(笑)。

11/06/2012

ランタナがやっと開花。

どうも、近藤です。
花言葉は『協力』です。

ランタナが咲いた!
去年のブログで、我が家の“チームグリーン”のアイドル、
ランタナ3姉妹を紹介したことがあった。

実は、剪定に失敗したのか、育て方が悪かったのか、
たまご次女とオレンジ三女は・・・さよならしていた。
悲しすぎる現実(T_T)。。。
その中で、ピンク長女だけが何とか生き残っていたのだ。

ランタナは夏ごろから咲くはずなのだが、
ピンク長女の成長は遅く、9月ごろから、やっと葉を茂らせてきた。
近所で、街中で、ランタナが咲き誇るのを見ては、
いいないいなと羨ましく思い、
大事な妹たちを枯らしてしまったことに、切ない気持ちになった。
ピンク長女が本当に花をつけてくれるのかどうか、不安だった。

ある朝、グリーンの葉の中に、
濃いピンク色の蕾を見つけた時には、もう大騒ぎ。
ずっとドキドキしながら待っていたのだ。
開花するその時を・・・!
咲くのが当たり前な環境ではなかったから、
喜びもひとしおである。
毎朝玄関先で眺めては、癒されている。
続々と出てきた他の蕾も、大切に咲かせたい。

そうそう、先日、両親と小旅行をしてきたのだが。
旅先の道端に咲いていたランタナを見て、
父親が、「この花綺麗だなぁ。」としみじみ眺めていたのが、
私は嬉しかった。
枯らしたことはさておき、
ここぞとばかりに、ランタナうんちくを披露した私(。・・。)
これからはもっと、細心の注意を払って、
我が家のチームグリーンを育てたいと思う。

11/02/2012

VOiCE宮城へ。

どうも、近藤です。
子供の笑顔と大人の笑顔、どちらも大事だと思います。

ハロウィン当日の10月31日、VOiCEメンバーで宮城へ。
前回と同じく、石巻市法山寺幼稚園と、女川町立第四保育所にお邪魔させて頂いた。
今回参加できたのは、
VOiCEの敦子さん、順さん、さやかちゃん、千野志麻さん、政井マヤさんと私。
そして、お花を届けに来て下さった、小林さんと勝亦さんの8人。
ハロウィンなので、みんなで仮装して登場。
『おばけなんてないさ』を一緒に歌い、
『おばけのてんぷら』を読んだり、
秋にぴったりな、ドイツのアニメーション映画を観てもらったり。
しめの一冊、『でんしゃにのって』で、みんなと楽しくかけあった。
(おばけも登場する一冊♪)
最後は、『Trick or treat !!』と合言葉を言ってもらって、
一人一人に、ハロウィンお菓子&おもちゃの詰め合わせと、お花をプレゼント。

両手いっぱい抱えてニコニコしながら、
「おはなきれいだから、だいじにするー!」とか、
「またきてねー!」と言ってくれた子もいた。
前に訪問した時のことも覚えてくれていて、嬉しかった。
子どもたちはやっぱり、笑顔が一番。
声とか、表情とか、直接ふれあうからこそぬくもりが伝わるし、胸に刻まれる。

メンバーそれぞれ、感じたことは様々。
今年も、石巻が見渡せる高台の公園へ行った。

瓦礫の山は、一年前と比べて、ほとんど変わらない印象だった。
まだまだ長い道のりであることを目の当たりにした。
法山寺幼稚園では、
空が曇ってくるとあの日のことを思い出してしまう子供もいると聞いた。
簡単には消えない、癒えない記憶。
ご住職は、震災後ずっと、街の様々な人の声に耳を傾けてこられた。
「こんなはずじゃなかった」と、震災で命を奪われた人たちの思いは、今もそこに在る。
生き残ることができた人たちが、そうした思いと、
どう向き合い、どう受け止めていくのかも大事な問題。そんなお話もして下さった。

そして、未だに震災の爪痕が生々しく残る女川。


仮設住宅に住む子供たちは、
近所迷惑にならないよう、大きな声も出さずじっと我慢しているそう。
子供たちを守る親御さんたちのストレスも、如何ばかりか・・・。
保育所が唯一の発散場所になれればと、第四保育所の園長先生は語ってらした。

そんな状況の中で、
最後に、子どもたちが私たちに向けて唄ってくれたのは、
『シアワセ』という唄だった。
涙がこぼれそうになった。
この曲を唄いたいと、子供たちが選んでくれたんだそう。
可愛らしい声が、今でもずっと胸に響いてる。

人間、忘れてしまうことは沢山ある。
でも、この日見た、復興途中の風景や、子どもたちの笑顔、唄声・・・
夕焼けを眺めながら、心に刺さった話を反芻したこと。
できるだけ忘れずに、これからの日々に活かしたい。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。