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11/25/2012

女子大生が発信!子宮頸がん予防。

どうも近藤です。
女性の幸せは、未来を照らすと思います。

東大赤門前にて。
いやー、やっぱり母校は懐かしいなぁ。。。
・・・嘘です(^^ゞ
今日は、生まれて初めて東大赤門をくぐった。
全国大学生カンファレンス@東京
 ~うけよう。子宮頸がんワクチン・検診~』の仕事。

福岡⇒札幌⇒名古屋⇒仙台⇒大阪と、
各都市を巡ってきたイベントのフィナーレのお手伝いをさせて頂いた。
主催の日本対がん協会が、
女子大生リボンムーブメント』とコラボした、このイベント。
何が素晴らしいって、女子大生有志からなる団体が、
自ら同世代の大学生たちに、子宮頸がん予防の大切さを訴える企画であること。
企画立案も準備するのもイベントの司会進行も、全て女子大生が中心。
だから今回私は、司会ではなく、
子宮頸がんの取材経験を通して感じていること、
社会で働きながら予防活動をする女性として思うことなどをお話させてもらった。

対がん協会の小西さんと共に、子宮頸がん予防に関わるQ&A講義に参加。
もともと女子大生リボンムーブメントは、
子宮頸がん予防啓発活動をするために、3年前に立ち上がった団体。
彼女たちは、大学や、高校、中学でのセミナーだけでなく、
小冊子の作成、自治体と連携した検診受診を促す活動も積極的に行い、
実際に受診率アップにも貢献している。
『大切な人に、大切なことを、大切だと伝えよう』
これが彼女たちの合言葉。
自分たちから社会の意識を変えていこうと、
まっすぐに強い気持ちを抱き、奮闘しているのだ。
振り返れば、私は大学生の頃、子宮頸がんの病気のことを全然知らなかった。。
ワクチンが日本で認可されたりと、
予防を取り巻く環境が時代と共に変わったとはいえ、
彼女たちの活動には、素直に頭が下がる思いだ。
本当に意義の大きいアクションだと思う。

イベントでは、23歳で子宮頸がんを患い、大切な子宮全摘出を余儀なくされた、
がんサバイバーの女性の講演も。
これから夢を持って社会に羽ばたこうとする学生たちへのメッセージは、
静かに強烈に、胸に届いたことだろう。

女子大生の反響が大きかったのはもちろん、
参加した男子学生の声も印象的だった。
「彼女に検診を勧めたい。彼女のために、良い婦人科を探してあげたいと思った。」
なんて感想も。えらい!男性の理解も必要不可欠。

結局私たちは、
自分ごとだと思うことでしか、行動は変えられない。
今日参加した一人一人が、自分の命と未来を守ること。
さらに、その一人一人が、それぞれ大切な人へのメッセンジャーとなれば、
地道だとしても、着実に、予防の輪は広がるのではないか。
とても、良いイベントだった。

・・・さて次回は、『若ママが発信!子宮頸がん予防』をお送りします。