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8/28/2011

『Slow Music Slow LIVE'11』。

どうも、近藤です。
今日はプールでバシャバシャ泳ぎました。

週末はイベント目白押しだった。
やらなきゃいけない細かな用事をがつがつ片付けたり、
東京の花火を楽しんだり、愉快な人たちと集まったりと、
すっごく充実。

イベントの一つは、池上本門寺で開催された夏フェス、
『Slow Music Slow LIVE'11』である。
池上本門寺は日蓮宗の大本山。
一つの丘がまるごと境内になっているようなところで、
そのスケールの大きさに圧倒された。

ライブ会場は全席指定。
ゆったりまったりと音楽に身を委ねることができ、
情緒があって大人な夏フェスという感じ。
年齢層も比較的高いような気がしたし、
子供たちがうろちょろしているような微笑ましさもあり、
なんだか、地元のお祭り感があって、良い雰囲気だなぁと思った。
お寺や緑に囲まれながら、だんだんと陽が暮れてゆく。
目をつむれば、フワリと夏の終わりの匂い。

一番楽しみにしていたのは、大大大好きなBONNIE PINKだ。
ライブハウスではもう何度も聴いているが、
野外ライブは初めてだったのだ。
彼女の声は、切ない夕暮れどきの景色が似合うんだなぁと、新たな発見。
いつも、なんだけど、
いつも以上にきゅんとした。

それから、強く印象に残ったのは、夏川りみさん。
初めて生で聴いたが、
ラストのアカペラは、会場の空気が変わるほど圧巻のステージ。
お子さんが産まれてからは、子守唄をよく唄うようになったそう。
母親としての溢れんばかりの愛情が声に滲み出ていて、感動的だった。
驚いたのは、会場で使う電気を風力でまかなっていたり、
ゴミの分別やリサイクルをさりげなく徹底しているところ。
そういう姿勢も、
このイベントの平和な空気を創っているのだろう。

帰り道、ライトアップされた五重塔が美しくて、
ますます心が穏やかに。
また来年も来たい。
あぁ、もう少しで、さよなら8月・・・。