夏野菜チキンカレー、作り過ぎちゃいました。
この夏は、用事もあって、地元の新潟と東京を行ったり来たり。
先日は、新潟の弥彦村にある『弥彦神社』へ行った。
昔から、"おやひこさま"の愛称で親しまれている神社で、
最近はパワースポットブームで、全国的にも注目されている。
この真っ赤な一の鳥居をくぐると、
神々しいほどの自然のパワーが全身に降り注いでくる。
樹齢400〜500年の杉や欅が続く道。
セミがしきりに鳴いている。
その深い杜を見上げながら歩いてゆくと・・・
たどり着くのは、荘厳な風格漂う拝殿。
明治45年の火災で焼失後、大正5年に再建されたものだ。
"威風堂々"という言葉がピッタリ。
サササーッと走る巫女さんが可愛らしい。
弥彦神社には、
春夏秋冬、もう何度も訪れているが、
いつ来ても心が静かに満ちてゆく、大好きな場所だ。
その後、海岸線をドライブで走る。
雲が晴れて、佐渡が見えたのが嬉しかった。
目的地は、葡萄畑が一面に広がる、
『カーブドッヂ ワイナリー』。
ここも、家族でよく訪れる場所だ。
雨だけど、へっちゃら。
ヨーロッパに来たみたい。
たわわに実る、葡萄色の宝石が美しい。
夏も終わりに近づく今。
ひとつ、確かに感じているのは、
東京では季節を忘れがちになるなぁということ。
もちろん、陽射しに加えて、
アスファルトの照り返しの熱がすごくて、
毎日「夏だ」ということはわかるのだけど、
それ以外の、五感を刺激するような季節感。
都会だと、やっぱり四季の濃度が薄れる気がする。
例えば、
大地から湧き起こるような、
空から迫り来るような、
耳を澄ませば聴こえてくるような、
優しく鼻をくすぐるような。
自然の恵みに喜ぶような、そんな夏。
東京では、これまでよりも意識して、
巡る季節を探さないとな。