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11/23/2011

杉本彩さんチャリティーイベント。

どうも、近藤です。
実家では、小さい頃から、犬などたくさんの動物と暮らしていました。

先週末のお仕事は、とてもとても心に残るものだった。
杉本彩さんプロデュースの、
『チャリティーライブ&ラテンナイト』 の司会をさせて頂いた。


東北復興支援と、動物愛護をテーマにしたイベントで、
必要経費以外の収益金や寄付金は、全額、被災ペットたちの救護などにあてられるもの。

彩さんは、犬や猫が大好きで、これまでもずっと動物愛護に関する活動をされてきた。
震災後は、被災地へ赴き、家族と離れ離れになったペットの実情を調べたり、
自ら被災動物たちを保護して里親探しをしたりと・・・、
気持ちと行動の両輪を動かした支援を続けている。

イベント第1部では、映画『犬と猫と人間と』が上映されたあと、トークショー。
この映画の飯田基晴監督と、「動物愛護法を見直す会」代表の藤村晃子さん


「人間は犬や猫に対して責任がある。」と強く訴える飯田監督は、
現在製作中の映画「動物たちの大震災(仮)」 のプロデュースも手がけている。
公開時にはぜひ観にいきたいと思う。

藤村さんは、真に動物が守れる愛護法に変えていきたいと広く活動されていて、
彩さんと共に被災地にも行き、
胸が痛むほどリアルな、被災ペットたちの現状を教えて下さった。
知らないことばかりで、まずは関心を持つことが第一歩なんだと考えさせられた。

そして、タレントの岡本夏生さん


本当に、愛情あふれる方。
「口で言うのは簡単。実際に行動に移し形にしている彩さんはスゴイ。」
そう言って、ご自身が猫好きなのもあり、
にゃんにゃんにゃんにかけて、222万円もの募金を持参し、彩さんに託された。
互いに声を詰まらせ感極まり、お二人の目から涙が溢れるのを見て、
会場からは自然とあたたかな拍手が・・・。
金額の大小だけでは語れない。
その光景はとても熱くあたたかく、美しかった。

そして夜のイベント第2部は、
彩さんやNobu&Yukoによるタンゴダンスショー!
優雅で情熱的でかっこよかった!!
寿永アリサさん&サルサバンドの皆さんの、
しびれる声と生演奏でさらに会場があたたまり、最後に、Bro.KONEさんが登場。


ご自身も大病を経験され、命の大切さを痛感しているからと、
これまでもずっと東北復興支援に携わり、今回のイベントにも参加。
「震災が起きて、本当に"魂"が通じ合う人とのつながりが明確になった。」
という言葉が印象的だった。


初対面のステージで、「本名が近藤同士、先祖は一緒かも!」
なんて私をいじってくださり、、、本当に優しい方。
ラストを飾ったのは、やっぱり、"WON'T BE LONG"。
お客さんも一緒に歌い踊り、会場がひとつに!!


ー楽しく、動物愛護の大事さについて知ってもらいたいー
そんな彩さんのメッセージをしっかりと受け取ってもらえたことは、
お客さんたちの涙や、照り輝く表情から伝わってきた。


彩さんを慕い、イベントの趣旨に賛同し、
仕事終わりで急遽駆けつけて下さった、国生さゆりさんや、AHN MIKAさん
"類は友を呼ぶ"と言うけれど、この日は、"魂は友を呼ぶ"だことを実感。



最後に、彩さんに御礼と共に、先日宮城を訪問した時の話をすると、
「一緒に頑張りましょうね・・・!!」 と、
真っ直ぐ目を見て言って下さった。
彩さんの、外見だけではなく、内面から滲み出る、本物の美しさ。。
同じ女性として、人生の先輩として、心底勇気をいただいた。
彩さんが呼びかけるからこそ、たくさんのサポートが集まるのだ。

実は、イベントのクライマックスのとき。
私は、仕事中に初めて、くらっとその場に倒れこんでしまうような感覚を味わった。
激しく強烈に、自分の芯を揺さぶられたからだと思う。
プロとして恥ずかしながら、涙を堪えるのに必死だった。。

そしてそして、運営スタッフの皆さんの心意気も素晴らしかった。
仕事の細やかさと気配りの徹底ぶりはもちろん、
イベントをより良くするための、
"ライブ感"を愉しむ柔軟さや臨機応変さに心打たれた。
緻密さとダイナミックさが同居しているというか・・・。
さらに、後日知った、イベントの舞台監督さんの言葉に、
感謝と感激はさらに深まった。
『私達の先頭に立って、被災地支援をする彩さんたちの舞台裏を、
スタッフ皆で精一杯サポートすることに尽力でき、とても光栄な仕事だった。』

仕事をする上で、
気持ちのある人たちと現場を共にすることほど、幸運なことはない。

動物たちの命を慈しむ気持ちを、大切にしていこう。
忘れられない深秋の一日であった。

杉本彩さんのオフィシャルブログに、
イベントリポートが多数載っています。→こちら