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10/09/2015

大人になって知った母のきもち

午後から打ち合わせへ。
某企業で、
絵本ワークショップを実施させて頂くことになった。

誰もが知るような有名な企業で、
一体どこで知って下さったのだろう・・・?と伺ってみると。
以前行った、
Yahoo!JAPANでの絵本ワークショップについての記事を、
企業研修ご担当の方が見て、依頼して下さったのだそう。
ありがたいことです。

「朝日おとうさん新聞」「otonto-父と子の遊びサイト-
に掲載された記事については⇒こちら

私の絵本活動のテーマは、
絵本と社会をつなぐこと。

諸々の準備をすすめながら、考え続けたいと思う。
今日の打ち合わせでも使った、
絵本「スイミー」の絵柄のノート。

いつも持ち歩いていて、
絵本のプログラムを考えたり、
振り返りに使ったり、
アイディアを書き綴ったり、
関連の講座や講演などのメモ書きにしたり。
絵本にまつわるあれこれで、
フル活用している。

「スイミー」は、
私にとって、大切な絵本。

母は昔、
わたしたち4人兄妹が、
それぞれ壁にぶち当たったり、くじけそうになったりした時に、
必ず「スイミー」を読んでくれた。

そんな母の思いを知ったのは、つい最近のこと。

当時はそんなこと知らずに、
ただただ夢中になって、
母の声をきいていたのだけれど・・・

「ぼくが、めになろう。」

いまでも不思議と、
主人公スイミーのあの一言に勇気をもらえるのは、
子どもなりに色んなことを乗り越えてきた記憶が、
この絵本と共にあるからだと思う。

いろいろあっても、
きっとがんばれる気がする。
しばらくは、
スイミーノートが定番かな(*^^*)