8/26/2015

「ミシュカの森」打ち合わせ

8月も半ばのことになりますが・・・
ミシュカの森2015」の打ち合わせへ。
今年で司会を務めさせて頂くのは3度目となる。
自分にとって、
とても大切な年末のひとときとなっていることに感謝。

ミシュカの森は、
2000年に起きた世田谷事件で逝ってしまった、
一家4人の追悼の会。
ご遺族である入江杏さんが主宰されている。
今年のゲスト、作家の平野啓一郎さんを囲んで、
ミシュカの森をサポートするみなさまと。

全国各地で、
「悲しみを生きる力に」と語り続けている入江さん。
そのご活動の中で、平野さんの「分人主義」と、
入江さんのお話の類似点をあげる声が相次いだことが、
ミシュカの森に平野さんをお招きするきっかけになったそう。
打ち合わせ前に、読了。

「分人主義」を知ることができて、本当によかったなと。
これまでの人生の実感と照らし合わせながら、
目から鱗がボロボロ落ちつつ、腑に落ちた感が強烈だった。

たったひとつの”本当の自分”など存在しない。
対人関係ごとに見せる複数の顔が、
すべて”本当の自分”である。

つまり、一人の人間は、
決して分けられない「個人(individual)」ではなく、
関わる他者ごとに分かつことのできる、
「分人(dividual)」の集合体であるということ。
そして、人の個性とは唯一不変のものではなく、
そのときどきの、
分人の構成比率によって決まるのだと。

平野さんが、
「分人」という単位を使い言語化して下さったことで、
様々な思いがすっきりと整理された気がした。

この人間観は、
自分にも、他者にも、
やさしくできるヒントがたくさん詰まっていると思った。

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実際にお会いした平野さん。
私たちの問いかけに、
ひとつひとつ丁寧に応じて下さる、
とてもすてきな方で・・・

その横顔をみながら、
「分人主義」という考え方が、
ますます心に浸透する時間だった。

”多様性”をテーマにした、
平野啓一郎さんのご講演、そして入江杏さんとの対談が、
今から待ち遠しい。

まだまだ先になりますが、
「ミシュカの森2015」は、12月5日(土)の開催。
今年も多くの方にお越しいただけますように。
詳細が決まりましたら、またご案内させて下さい。