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3/18/2018

谷川俊太郎展

東京オペラシティで開催された、
 2ヵ月半にわたった展覧会も終了間際、
会場はたくさんの人たちで混雑していた。


歩きたい盛りの息子は、
抱っこひもにおとなしく収まっているわけもなく。
かといって放牧すれば、

まいごになることは間違いなく。
常に追いかけ回していたので、
なかなかゆっくり見られませんでしたが。
谷川さんのラジオコレクションがよかった!
さわってはいけないので、
手をのばす息子をガードしているところ。
わたしのだいすきな絵本、
展覧会ならではの立体的な展示に、
頭がぱあん!となった。

見方を変える。
多様な視点をユーモアで表現した1冊で、
おとな向けによく読んでいる。
会場のそこかしこにちりばめられた、
谷川さんの言葉にもはっとした。
本棚に並んだ、
これまでに刊行された絵本たち。
ほんの一部だけれど。
あぁそうか、
これもあれも、谷川さんの作品だ。
あらためて見ると圧巻だった。

谷川さんが関わった絵本は、
わが家にいったいどれだけあるだろう。
おもしろい絵本、すきな絵本、ほかにない絵本。
自然に選んでいたら、
それが谷川さんの作品だった、
ということの方が多いかも。
それってすごいことだ。

現在86歳にして、
まだまだ現役。
生きる伝説、
とてつもないクリエイターである。

ひとりでゆっくり観覧・・・
という訳にはいかない現実の中でも、
いやだからこそ?
いろいろとよいインスピレーションをいただいた。
過去記事
「谷川俊太郎さんと”声”について」
「誕生日に谷川俊太郎さん」