閉会間際になんとか訪れることができた、
今年で活動15周年を迎えるtupera tuperaにとって、
初めての大規模な展覧会。
人気絵本の原画はもちろん、
装丁や舞台美術、アートディレクションに携わった雑貨や工作などなど・・・
その多彩な活動の軌跡をたどる300点を大公開!とのことで、
ずうっと楽しみにしていた。
目玉のひとつは、
大人気絵本『パンダ銭湯』(絵本館)の銭湯を再現したコーナー。
息子といっしょに湯船に浸かってきた。
パパンがパンパンダ~♪♪
始めから終わりまで、
ワクワクのとまらない展示空間だった。
入り口に掲げられたフラッグ。
会期中におよそ4万6千人!が訪れたそう。
エントランスの壁面には、
絵本デビュー作となったジャバラ絵本『木がずらり』(ブロンズ新社)の世界。
赤ちゃんの目線の高さで楽しめるしかけが、
会場のそこかしこにあったのもうれしい♪
『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)のしろくまくんとねずみくんもお出迎え。
『くだものさん』(学研)に登場するりすさんも!
お手洗いと授乳室の表示には、
最高!
貼り絵やコラージュを駆使して創られる作品たちを、
じっくりと間近で見ることができた。
その繊細な手仕事の数々に感嘆しきり。。
各展示には、
亀山達矢さんと中川敦子さんによる手書きの説明も。
とても貴重なエピソードが書いてあり、
へぇぇ!うわぁ!そうだったのかぁ~!!がいっぱいだった。
2人のお子さんの子育ての中から生まれた作品も多いことを知り、
なんだかとてもあたたかい気持ちになった。
斬新でおしゃれで遊び心あふれるtupera tuperaの世界の源にふれ、
おふたりのお人柄まで体感できるような展示だった。
開館当時からワークショップを開催するなど、
tupera tuperaと縁の深い横須賀美術館もすてきだった。
目の前の芝生広場では息子とたっぷり遊べて、美しいマジックアワーにも遭遇♡
すぐ目の前は海!
潮風がここちよかった。
展覧会の余韻にひたりつつ、
ここまで来た甲斐があったなぁとしみじみ。
ちなみに展覧会に向かう車中で息子が読んでいた絵本は、
『あかちゃん』(ブロンズ新社)だ。
この絵本には特別な思い入れがある。
くわしくは次回につづく・・・
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