息子といっしょにお出かけ!
風木さんにお会いできたのは久しぶり。
息子がすきな絵本の”続編”の紹介もあるとのことで、
とても楽しみにしていた。
今回のイベントは、以前何度かお邪魔したことのあった、
「おとなの絵本プロジェクト」の3周年企画。
風木さんの講演はもちろん、
”おとなと絵本のワクワク関係”と題して、
イベントを主宰するドンハマ★さんとのトークも。
絵本の読み語りのときはスクリーンに見入って、
「おっ!おぉっ!!」と喜んでいた息子ですが笑。
それ以外は会場を縦横無尽に歩き回るので、
わたしは追いかけつつ、トークに耳を傾けていた。
(会場となったのは渋谷のBOOK LAB TOKYO)
風木一人さんの哲学は、やはりおもしろかった!
”いままでにないアイディアを形にする”
というブレない信念。
お話を聞けば聞くほど、
風木さんのユーモアが形となった絵本たちに、
いっそう愛着が湧いてきた。
文章作家ならではの貴重な制作エピソードも伺えて、
あらためて絵本の奥深さや愉快さを知り感嘆。。
おとなの絵本プロジェクトならではのチョウネクタイもつけて、
お茶目な風木さん♪
*
人気赤ちゃん絵本のシリーズ第2弾『たまごがあるよ』は、
今年11月に発売されたばかり。
とんとんってたたいたり、
そおっとなでなでするとうまれてくる、
とりのあかちゃん。ぴよっぴよっ。
わたしはこの日初めて読んでもらいましたが、
正直、従来あるたまごえほんのように、
いろいろな動物が生まれてくるのかと思いきや・・・
ぜーんぶとり!
でも、こんなにも驚きがあるなんて。
ページをめくるたび、
息子といっしょに声をたててしまう自分がいた。
風木さんの言葉にのせた、
たかしまてつをさんのシンプルで愛らしい絵が、
想像を超えてくるのだ。
きもちいい裏切り!
まんまと心くすぐられてしまった。
*
イベント後、
この絵本を親子で何度も読んでいる。
息子はとりがうまれるページで、
ケラケラケラところがるような声で笑う。
また開く。
とんとんっ。なでなで。
また笑う。
その繰り返し(*^-^*)
母親にとっては、
たまごから生命がうまれてくるという出来事自体が、
子どもがうまれてきたあの瞬間と重なり、
喜びが湧き上がるようなきもちがあるのかもしれない。
お腹の中でそうっと大事にあたためてきた時間もふくめて・・・
たまごじゃないけど。
そんな風にきづかせてもらった1冊。
『とりがいるよ』と『たまごがあるよ』。
(作:風木一人/絵:たかしまてつを/角川書店)
シリーズあわせて、
わが家のお気に入り絵本になった。
風木一人さんのHPはこちら↓
http://www.geocities.jp/kzk227/
風木さんがオーナーのwebマガジン
「ホテル暴風雨」のHPはこちら↓
http://hotel-bfu.com/
最後に・・・
おとなの絵本プロジェクトのドンハマ★さん、あーちゃんと。
すてきな機会をいただき、ありがとうございました!