この土日にスタートした。
初回からがつん、ときた。
そうそうたる講師陣のレベルの高い講義。事前課題があって覚悟はしていたけれど、事後課題も山ほど出た。
それぞれ成績もついて、クラスは単位制。
来年の春にちゃんと修了できるのか、いきなり不安である。。
身が引き締まる。
でも、心は膨らんだ。
今後の絵本の活動に向けて、希望がもてる瞬間が沢山あったから。全ては書ききれないけれど、例えば・・・
ずっとお会いしたかった、
梅光大学教授で児童文学作家の村中李衣さんの講義。「絵本の読みあいからみえてくるもの」
「お年寄りと絵本を読みあう」 (ぶどう社)
その著書から、じんじんと深い感銘を受けていたけれど。
目の前で語られるご本人は、想像以上に人間味があり、ユーモラスで、愛情に満ち満ちた方だった。
波のように寄せては返し変化する、
生身の声の素敵さ、魂の言葉にも、惹かれた。
突然指名されて、皆さんの前で絵本を読ませて頂いた。
あのとき、身を持って強く体感したこと、
これからの絵本の読みあいを大きく変えるだろう。感謝。
絵本選びの大人気サイト『絵本ナビ』の金柿秀幸社長。
お会いできて嬉しかった。
パパだからこそ、アナログの絵本による幸せな時間を痛感しているからこそ、
デジタルの世界で新たな道を開拓し続けていること。
ずっと疑問に思っていたことも伺うことができ、幸運だった。
熱く、あたたかな方だった。やはり、人は直接会うのが一番。
そのお人柄も含めて、言葉を超えてたくさんのことを感じられるから。
金柿さんの著書、
「大人のための絵本ガイド 心を震わす感動の絵本60」(ソフトバンク新書)は、
シンプルにわかりやすくまとめられた、大人の絵本選びのための一冊。
私も参考にさせて頂いています!
まだ初回を終えたばかりだけれど・・・
お一人お一人の講師から学べることは強烈多大。
受講者の中には、
文科省の方や出版社の編集長、各地で講演されている方など・・・
それぞれのプロフェッショナルな道を極めている方が多い。
貴重な出会いも本当に有難く、嬉しい。たくさんの方とお話させて頂きたいな。
自分にとって何が大切な要素かも、改めて見えてきた。
この学びの中から、何を取捨選択し、
どうデザインしていくのか。
点と点を線で結び、誰かに届く読み合いの場にしていくのは、
ただひたすら、自分の実践でしかない。
絵本の新たな可能性を探り、拡げていきたい。まだ見ぬ景色を楽しみに、進んでいこう!
絵本の季節の移ろいを、一歩一歩、心をもって。