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12/08/2018

はみがきが楽しくなる絵本『はみがきおねがい!』

息子が最近気に入っている絵本、
『はみがき おねがい!』(作:わだことみ/絵:市原淳/岩崎書店)。
表紙についている歯ブラシは、
こんな風に取り外すことができる。

絵本に登場する可愛らしい動物たちの歯を、
自分でシュッシュッ!と磨けるという、
画期的なしかけつき。

やきそばやカレーライスなど、
息子も知っているおいしい食べものが出てきて。
食べた後のうさぎやワニさんたちの歯を磨いて、
ピカピカに!

どれくらい気に入っているかというと・・・
寝起きに絵本棚からこの1冊を取り出し、
パジャマ姿のまま磨き始めるくらい(笑)。

しかも動物たちの口には穴が空いているので、
歯ブラシを奥まで差し込むことができる。
立体的に磨けるというこだわりぶりにも脱帽。

歯みがきを嫌がる息子が、
ちょっとでも興味を持ってくれるといいなと。
あらゆる”歯みがき絵本”を探しているなか、
ようやく見つけたのがこの作品。

物語のなかで、
楽しく歯みがき遊びをしながら。
どうやら感覚的に、
歯みがきの楽しさや大切さを感じてくれたよう。
だんだん嫌がらなくなってきたので驚いた。

そんなにうまくいく!?
と思うかもしれませんが、
いまの息子に、
1番ピタッときたのは確か。

毎日の歯みがきの時間。
子どもも母もストレスが減って、
笑顔でできるのはありがたい。

話すだけではなかなか伝えにくかったことを、
絵本が手助けしてくれることってある。

何が自分の子どもに合うか、
時間をかけて選んだからこそ、
出合えた喜びもひとしおだった。

ちなみにこの絵本を知ったのは、
絵を描いた市原淳さんのイベントにて。
市原さんのイラストが描かれたマグカップやお皿に、
自由に色ぬりをして、
オリジナル食器が作れるというワークショップ。
ガオーーッ!!
かっこよく色ぬりできたね♪
楽しく食べて、
楽しく歯みがき!
元気で健やかに、
すくすく大きくなってほしい。
市原淳さんHP