またまた神保町のブックハウスカフェにて。
草野球チーム・アンドレジャイアンツでお世話になっている藤本さん。
息子といっしょにお会いできたのは初めて!
藤本さんの胸にすっぽりおさまる息子。
人見知りしないから、
こうして抱っこしてもらえるのはしあわせだね。
ギターもときどき弾きながら。
絵本の読み語りとあそび歌のとってもたのしいライブだった♪
藤本さんは子どもたちの反応にこたえながら読み進めて下さるから、
まるでひとりひとりの傍らで自分に語りかけてくれているよう。
優しくて、いい意味でゆる~くて、ほっとするライブだったなぁ。
はじめは端の方で見ていたけれど、
息子が藤本さんに吸い寄せられるように前進していくので、
わたしももれなく最前列へ・・・
さらに藤本さんが読み終えた絵本をさわりたがるので、
とうとう渡してもらっちゃったの図(笑)。
周りのみなさま、お騒がせしました。。
*
『おつきみバス』は、
おしゃべりするバスとねずみたちが大活躍する人気絵本、
『いただきバス』シリーズの第5弾。
お月見の絵本なのに、空は青ではなく真っ赤!
どうやら花札の世界をイメージしたらしい・・・!!?
なんて、絵本仲間の間で話題になっていた1冊。
確かに白くてまあるいお月さまが浮かぶのは、
ぱっと目をひく真っ赤な夜空。
花札でよく遊んだことを思い出した。
新鮮だけど、どこか懐かしい風情を感じる世界観。
物語はというと、
お月見の晩にお月さまにお供えしたおだんごが、
うさぎに盗まれてしまった!
バスくんとねずみたちが追いかけていくと・・・
季節の行事について学びながら、
奇想天外なストーリーが繰り広げられるこのシリーズ。
今回は、”お月見”したくなるのはもちろん、
お月見の夜に起きる予想のつかない大騒動に、
気づけばぐいぐい引き込まれていた。
お話のそこかしこで、
子どもたちからコロコロと笑いがこぼれだす。
藤本さんが描く絵本は、
子どもの心を素直にくすぐる作品が多い。
いつも、子どものそばにいてくれる人。
大人の中の子どもにも、気づかせてくれる人。
絵本のカバーには、
新刊に込めた思いが書かれていた。
藤本さんのお人柄が伝わるこんな文章も・・・
「自分たちだけ幸せになんて、なれません。
まずは自分たちだけれど、
その次は周りのみんなへと波及したい。
ぼくは絵本でそれをしたいわけです。
最後にはそんな気持ちが入る絵本になりました。」
今年の十五夜は、10月4日。お月さまを見上げれば、
バスくんとねずみたちを思い出しそう(*^-^*)
絵本とお団子もいっしょに♡
秋のお月見を楽しみましょう~。
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