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6/25/2012

紫陽花と傘と、あなたに質問。

どうも、近藤です。
愛用の傘は花柄です。

先日、鎌倉を訪れた目的は、
絵本journey、プラス、紫陽花を見たかったから。

鎌倉の紫陽花は、ここ数年通って観賞している。
毎年心惹かれてしまう。

昨年は長谷寺に行ったが、
今年は、“あじさい寺”として知られる、北鎌倉の明月院へ。
訪れるのは2回目だ。
寺に到着するまでの道のりにある、名物?「あじさいの壁」は圧巻。
境内に到着した頃、降っていた雨が一旦やんだ。
紫陽花は綺麗だけど、何だか物足りない感じ。。。
そのうち、またポツリポツリ。
そうそう、やっぱり紫陽花は、雨が一番お似合い。
潤った竹やぶの緑と、紫陽花のコントラスト、心が浄化された。
どうも、あじさいの妖精です(笑)。

私は雨が好きだ。
大好きな紫陽花をイキイキさせてくれるから。
それから、思い出の雨宿りの、幸せな記憶が蘇るから。

雨の季節に開きたい絵本は、こちら。
『かさ』
作・絵 太田大八 (文研出版 2005年)

赤い傘をさした女の子。
夕暮れ時、大きな黒い傘を抱えて、駅までお父さんを迎えに行く物語。

文字のない、サイレント絵本である。
言葉がないからこそ、女の子の心情が鮮やかに伝わってくる。
そして色彩は、全頁、モノクロの世界に紅一点。
ページをめくるたび、
雨の匂いが立ち込めるよう。
雨音まで聴こえてきそう。

梅雨の時期は、鬱々としたイメージを持たれることが多いけど、
私はけっこう楽しんでいる。

お気に入りの傘を持ち歩けるし。
世の中の雑音をかき消してくれるし。
ときどき虹に出会えるし。

だから、もうすぐ来る梅雨明けは、少し淋しかったりする・・・。

最後に質問!
あなたが思う、雨のいいところ、
もしよかったら教えてください♪