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5/03/2012

茶の湯と心の循環と。

どうも、近藤です。
甘味処にいくと、必ずお抹茶を注文します。

今年のGW。
遠出の予定はないが、毎日いい風が吹いている。
GWに限らず、ここ最近はずっとそうだ。
どうしてかな~、ふふふ~ん♪と鼻唄を口ずさみながら思っていたけど、
その答えがひとつ見つかった気がした。

先日、茶の湯ワークショップに初めて参加してきた。
着物も正座もいらず、普段着で、テーブルでお茶を点てるもの。
時節柄、かしわもちと一緒に、自分で点てたお抹茶を頂いた。
苦く感じるかなと思ったが・・・意外と美味しかった!
もちろん、超初心者の味わいなのだが。
「自分で点てる」という新鮮な体験が、うま味を増してくれたのだろう。
やればできるじゃん!と。単純(笑)。

ワークショップでは、先生が、
お茶碗や茶筅の扱い方やマナーだけでなく、
茶の湯の根底に流れるスピリットなども色々教えて下さった。
その中で、今の私にぴんと来る言葉があった。

『心を循環させることが大事。
呼吸と同じで、はき出した分だけ、新しいものが入ってくる。』

確かに、そうだなぁ・・・と、深く印象に残った。
最近、自分が良い風を感じられるのは、
心がちゃんと循環しているのも理由のひとつかもしれない。

それができていると、無駄に心がざわつかない。
まわりに素直に感謝できる。
都会の喧噪の中でも、
心を落ち着けて、内なる静寂にふれているとき、
良い風が吹くのだ。きっと。

茶の湯の世界を思いきって覗いてみたら、とても良いヒントをもらえた。
きれいなグリーン。
一服のお茶で、こんなに心豊かになれるのだから、魔法の粉みたい。

ときどき、家でもお抹茶を点ててみよう。
一緒に”フルーツ白玉あんみつ”でも作ったら、ますます楽しそうだし♡