以前、グランチャの森で拾った、
小さな鳥の巣。
両手にすっぽりおさまるサイズ。
もう役目を終えたであろう目の前の鳥の巣に、
ちいさな宇宙を感じた。
それはきっと、まちがいなく、
この方の影響。。
絵本作家であり、鳥の巣研究家でもある、鈴木まもるさん。
展示会初日のトークイベントへ行ってきた。
会場には、
世界中から集めた貴重な鳥の巣の実物標本のほか、
鈴木さんの絵画や絵本が並び、わくわく。
鈴木さんにずっと伺いたかったこと。
とても丁寧に答えて下さって感激だった。
胸が熱くなるようなお話。
ありがとうございました。
鈴木さんの絵本は、ジャンルで言えば、
鳥の巣を題材にした図鑑さながらの科学絵本もあり、
物語絵本もあり、
その2つが合わさった、
鈴木さんならではの科学物語絵本もあり。
それらには、一見違うようで共通している、
大切なテーマがあった。
終始一貫している信念があるからこそ、
トークの内容は、
人間社会、仕事、戦争と平和、オリンピック・・・まで幅広く。
”鳥の巣”と”絵本”を通して、
世界の見方まで教わった気がした。
絵本の魅力は、
作家さんの魅力に他ならない。
そう改めて感じた、
深みのある時間だった。
展示会の会場となっている、
下北沢にある「好奇心の森 DARWIN ROOM ダーウィンルーム」。
初めて訪れたけれど、
コンセプトがあって、とても面白いお店。
これもまた、良き出会いの一つとなった。
展示会は10月25日(日)まで。
最終日には再び、トークイベントが予定されている。
ご興味ある方はぜひ。
ちなみにこちらは、
我が家の庭に設置してある、鳥のエサ台。
イキモノとして”鳥”が大好きな私のために、
家族が作ってくれたもの。
最近は、メジロが遊びにきましたよ♪