ページ

10/03/2015

鳥の巣World展

以前、グランチャの森で拾った、
小さな鳥の巣。
両手にすっぽりおさまるサイズ。
もう役目を終えたであろう目の前の鳥の巣に、
ちいさな宇宙を感じた。

それはきっと、まちがいなく、
この方の影響。。
絵本作家であり、鳥の巣研究家でもある、
鈴木まもるさん
展示会初日のトークイベントへ行ってきた。

会場には、
世界中から集めた貴重な鳥の巣の実物標本のほか、
鈴木さんの絵画や絵本が並び、わくわく。




鈴木さんにずっと伺いたかったこと。
とても丁寧に答えて下さって感激だった。
胸が熱くなるようなお話。
ありがとうございました。

鈴木さんの絵本は、ジャンルで言えば、
鳥の巣を題材にした図鑑さながらの科学絵本もあり、
物語絵本もあり、
その2つが合わさった、
鈴木さんならではの科学物語絵本もあり。

それらには、一見違うようで共通している、
大切なテーマがあった。

終始一貫している信念があるからこそ、
トークの内容は、
人間社会、仕事、戦争と平和、オリンピック・・・まで幅広く。
”鳥の巣”と”絵本”を通して、
世界の見方まで教わった気がした。

絵本の魅力は、
作家さんの魅力に他ならない。

そう改めて感じた、
深みのある時間だった。
展示会の会場となっている、
初めて訪れたけれど、
コンセプトがあって、とても面白いお店。
これもまた、良き出会いの一つとなった。

展示会は10月25日(日)まで。
最終日には再び、トークイベントが予定されている。
ご興味ある方はぜひ。
ちなみにこちらは、
我が家の庭に設置してある、鳥のエサ台。

イキモノとして”鳥”が大好きな私のために、
家族が作ってくれたもの。
最近は、メジロが遊びにきましたよ♪