先日、病院へ行ってきた。
2週間前に受けた、『子宮頸がん検診』の結果を聞くためだ。
今年は、区が実施する無料の検診(細胞診)に加えて、
自費でHPV検査も受けていた。
(確実に前がん状態を発見するためには、細胞診とHPV検査の併用検診が有効です。)
ほっとした。
ほぼ毎年検診を受けているとはいえ、
子宮頸がんのこわさを知っているだけに、
大丈夫かな・・・と、やはり気になっていたから。
この安心感を得るために、検診を受けているようなもの。
婦人科での受診に慣れているわけではないし、
少なからずストレスを感じるものではあるけれど。
自分の命を守るためには大切なこと。
新しい家族ができたからなおさらだ。
子宮頸がんという病気は、
ほとんど自覚症状がなく、気づいた時にはすでに手遅れ・・・ということが多い。
大切な子宮を傷つけてしまうだけでなく、命を落とす危険性もあり、
日本では一日に約10人が亡くなっている。
驚くのは、先進諸国の検診受診率が70~80%であるのに対し、
日本では25%前後の受診率と、その差が著しいこと。
意識の高さがまるで違うのだ。
特に、20代~30代女性に急増している病気だから、
私と同世代の女性たちには、忘れずに検診を受けて欲しいと切に願う。
そして、この病気のことを、女性だけではなく男性にも知ってほしい。
大切なパートナーの命や未来を守ることだから。
最近は、男女問わず友人などに、
機会があれば子宮頸がんの話をするのだが、
へえ~っ、知らなかった!という反応がほとんど。
話を聞けば、大切な問題だね・・・と、男性も女性もちゃんと耳を傾けてくれる。
そう、知らないだけ。。
子宮頸がんを患い、辛い体験をされた女性たちを取材したことがあるだけに、
本当に、一人でも多くの人に、この病気のことを知ってもらいたいと、心から思います。
子宮頸がんについて詳しくはこちら。