青少年読書体験推進キャンペーン記念イベント「よむ、つたえる、かわる。」にて、
司会を務めさせていただいた。
終了後の楽屋にて。キャンペーンのイメージキャラクターで女優ののんさんと、
お笑いコンビ「米粒写経」として活動しながら広辞苑の執筆にも携わる学者芸人、
サンキュータツオさんと。
記憶に残る、なかなかしびれる一日だった。
第一部は、ゲストのお二人とのトークセッション。
第二部は、ビブリオバトル頂上決戦。
のんさんInstagramより。
トークセッションは自由なのんさんに翻弄されつつも笑、
お二人からとっても興味深いお話をたくさん伺うことができた。
のんさんが子どもの頃にくり返し読んだ大好きな絵本は、
『まっくろネリノ』だそう。
枠にとらわれない唯一無二の個性を放つのんさんは、
まさにネリノと重なるところがあるなぁと。
タツオさんはもともと読書が苦手で、
国語という教科もよくわからなかったと。
わからないからいまも研究し続けているような気がする・・・
そうおっしゃっていたのが冒頭から印象的だった。
読書の入口は正反対ともいえるお二人でしたが、
本を読むことの魅力についてたっぷり語ってくださった。
最後は10代の若者たちに向けてこんなメッセージを。
のんさん
「10代のときにしかない感覚で作品を受けとることができるので、
たくさんの本にふれてほしい」
タツオさん
「本でも、音楽でも、10代の頃に浴びたものが、ほぼ人生を決定づける。
わからなくてもいいし、最後まで読まなくてもいいので、
目を通して、手にふれて、ページをめくる作業を続けてほしい」
その他こころに残る発言がたくさんありましたが・・・
くわしくは下記の記事をぜひご覧ください!
★「のんさんが10代にメッセージ~読書推進イベント」(21世紀活字文化プロジェクト)
https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/2358
★「読書は女優力にも。のん、読書の魅力を青少年にPR」(NB Press Online)
http://www.nbpress.online/archives/5868
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そしてビブリオバトル頂上決戦では、
書店員、大学、中学大会の優勝者など6人が出場。
今回は年齢層の幅広いバトラーのみなさんが、
U-18 (18歳以下)にすすめたい本をテーマに発表。
「学生時代にこの本を読んで人生が変わった!」
「同世代だからこそこの本をすすめたい!」
などなど、それぞれに熱がこもっていた。
私自身も、読んでみたい本が増殖中・・・笑。
★紀伊国屋書店・瀬部さん グランドチャンプ本獲得~ビブリオバトル頂上決戦
https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/2369
のんさんやタツオさんのSNSを通じて、
わたしの友人知人から「見たよ!」とメッセージがたくさん。
思いがけない人から久々の連絡もあり、
それもうれしい余韻だった。
仕事をがんばっているといいことがある♪
「よむ、つたえる、かわる。」キャンペーンの冊子は、
全国の高校約5000校と公立図書館に寄贈されているそう。
読み応えたっぷりなので、
機会がありましたらお手にとってご覧ください。
のんさん、タツオさん、バトラーの方々。
来場されたみなさま、関係者のみなさま。
ありがとうございました!