TOKYO MX NEWSでは、
被災地と東京のつながりを考えるニュースを中心にお伝えしました。
ゲストは、木の屋石巻水産の松友倫人さん。
「つながり通信」の中でずっと、
被災地の「いま」をリポートして下さっています。
これまでは、現地の石巻でお会いしてきましたが、
今回はスタジオにお越しいただき、お話を伺いました。
番組をお届けしながら、
被災者や避難者のみなさんに、
「節目」というものはないことを、改めて感じました。
“記念日報道”といわれることもあり、
その只中にいる私がいうのも何ですが・・・
切実な日々と現実が、ただそこにあること。
心を砕きながら、何度も立ち上がり、歩みを続けていること。希望と絶望の狭間で、ゆれ動いていること。
こんなに強く感じるのに。
また日常がやってくると、簡単に忘れてしまいます。
それを素直に受け止めた上で、何度も何度も思い出し、
当事者意識を持ち続けたいものです。3.11をテーマに創られた絵本もたくさんあります。
『きぼうのかんづめ』
すだやすなり 文 宗誠二郎 絵 ビーナイス
すだやすなり 文 宗誠二郎 絵 ビーナイス
木の屋石巻水産で、津波に流され泥だらけになった缶詰が、
復興の足がかりとなった実話をモデルにした一冊。
『およぐひと』
長谷川集平 作 解放出版社
言葉にならない思いがあること。読む度に胸がつまります。
『ほうれんそうはないています』
鎌田實 文 長谷川義史 絵 ポプラ社
鎌田實 文 長谷川義史 絵 ポプラ社
原発事故を取り上げた、今年の新作絵本。
イキモノたちの、くやしい思い。どれほどの涙が流れているか。
そして昨夜は、
本棚からこの一冊を選んで読み、眠りにつきました。
イキモノたちの、くやしい思い。どれほどの涙が流れているか。
そして昨夜は、
本棚からこの一冊を選んで読み、眠りにつきました。
中山千夏 文 和田誠 絵 自由国民社
いま、とても大切なのは、「想像力」だなぁと。
被災地のこと、被災地の人や、
避難されている人に思いを馳せることはもちろん、
被災地のこと、被災地の人や、
避難されている人に思いを馳せることはもちろん、
自分の身に起きたらどうだろう、
その備えはできているだろうか、考え続けたいと思います。
まずは、個人でできることを。
悲しみを無駄にしないように。
まずは、個人でできることを。
悲しみを無駄にしないように。
どうか、想像力を絶やしませんように。
繰り返し思いだせ、じぶん。
繰り返し思いだせ、じぶん。