五味謙二さんの陶芸展。
今年も行って来た。
六本木の老舗ギャラリーSAVOIR VIVREにて。
五味さんは、私の大学時代の先輩で、
とっても尊敬している人。
再会する度、大切なことを思い出させてくれ、
いつも心洗われる。
入り口に並んでいた「彩土器」シリーズで
日本陶芸展の準大賞を受賞するなど・・・
数々の輝かしい受賞歴を持つ五味さん。
それでいて、いやだからこそ、
進化し続けるその姿勢と作品たちに、
毎回惚れ惚れしてしまう。
我が家の食器棚に、
少しずつ増やしている五味さんの作品。
新たにお迎えしたのは、まずこの白いお皿。
今回、ガラス釉を使った作品に挑戦したという五味さん。
溶けた「黄ガラス」が、流れて、中央に溜まると、写真のような、綺麗な「緑色」になるんだそう。
中央でピカピカきらきら光るガラス釉は、
宝石みたいに美しい。。
しかも、このお皿、
裏返すとまた全然違う表情だった!
意外過ぎて、うわぁ~と感嘆!
黄ガラスは、黒の上では、青色に発色するとのこと。
もうひとつ気に入って連れて帰ったのは、
青くて渋い小皿。器が白ベースと青ベースだと、
中央の緑色も、微妙に色合いが違って奥深い。。
日々の食卓で、
思い入れのある素敵な器と寄り添えることが嬉しい。
手にとる度、繰り返し繰り返し、
彩り豊かな気持ちを思い出しながら、
大切に使いたい。
-五味謙二 陶展-
11月14日(木)まで。
最終日は17:00までの開催です。
前回の訪問時の日記は→こちら。