外資系製薬会社でのwebライブセミナー。
今回は内容がとても印象的だった!
ご出演いただいたお二人の先生と。
写真右の方は、
済生会新潟第二病院 第4診療部長 眼科部長の安藤伸朗先生。
地元新潟トークもさせていただきうれしかったです。
写真中央の方は、理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダーの高橋政代先生。
あのiPS細胞を使った新しい治療法を開発されている方。
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安藤先生からは、印象派を代表する画家、
クロード・モネが白内障だったというお話に始まり、
眼科医療の変遷などについて。
高橋先生からは、AI時代の眼科医療についてなど。
特に貴重だったのは、
先生方のご講演のあとにディスカッションが行われたこと。
「健康とは何か」「完璧な医療を目指すべきか」「医者とは何をする人なのか」
どれも根源的で深いテーマ。
”眼科医療”という視点で、新しい時代を見据えた討論だった。
AIの技術が急速に発展する中、
患者ケアがますます大切になってくるということ。
障がいとはグラデーションでできていて、
軽度の方は不自由を社会で隠しているというケースも。
視覚に障がいのある方々が、
臆することなくカミングアウトできる社会づくりが重要だという話題もあった。
最後に発せられた言葉が響いた。
「人全体をみることのできる医者じゃないと生き残れない」
お二人のお話は、
ふと自分が生きている時代や社会について、
俯瞰し考えさせられるものだった。
この日は仕事のはしごで疲れもあったのですが、
目の覚めるような刺激的な時間となった。
出会いとご縁に感謝。
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高橋先生のことが書かれたこんな記事を見つけました↓
『なぜ彼女は大笑いされても不可能に挑戦したのか?
世界最先端を走る科学者の発想』
https://www.buzzfeed.com/jp/