息子が生後5ヵ月を迎えた日。
本人からのいろいろなサインも見極めて、
区切りよく離乳食をスタート!
まずは10倍がゆ。
はじめは「これなんだ???」とふしぎな顔をしていたけれど。
だんだん慣れてきたのか、
小さなくちをあーんと開けて、もぐもぐできるように。
2週目からは、炭水化物+ビタミン類。
かぼちゃがゆ、にんじんトマトがゆなど。
かつてこんなに愛情込めて、
朝からコトコトおかゆを炊いたり、
すりばちでゴリゴリ何かをすりつぶしたりしたことがあるだろうか。
・・・ない。
この子の味覚、体を育てていくのは、
わたしなんだな。
3週目からは、
炭水化物+ビタミン類+タンパク質。
ブロッコリーとしらすのおかゆ、ほうれん草とタラのおかゆなど。
ほうれん草は苦手のようで、さてどうするか・・・
そんな離乳食に欠かせないのは、スプーン!
息子の”はじめてスプーン”は、2種類選んでみた。
さくらの木のけずり出しという1本。
熱すぎると色が変わるという1本(kidsme あちちセンサースプーン)。
このスプーンで食べる時間が楽しみになるようにと、
『スプーンさん』を読み始めた。
(作:中川ひろたか/絵:100%ORANGE/ブロンズ新社)
スプーンさん とことこ
スプーンさん ぴょん ぴょん ぴょーん
にっこり笑顔のスプーンさんが繰り広げる、
小さな冒険。
歩いたり、飛びはねたり、すべり台をすべったり、ダンスしたり♪
最後はヨーグルトをすくって・・・
赤ちゃんの身の回りの生活用品を主人公にした絵本。
絵本の世界とリアルな世界がつながって、
スプーンに愛着をもてるといいな。
シンプルでおしゃれな絵が、リズミカルな文章と相まって、
ゆかいな気持ちになる。
スプーンさんのまねをして、
すべりだいにのぼってしゅーっ!としながら口まで運ぶと、
ぱくっ!としてくれるのがうれしい。
ストーリーの最後にあるように、
「だあれのおくちにいこうかな」
「はーい」。
いつかそんな風に、
息子が返事をしてくれるのも楽しみ!
いまは食欲旺盛でありがたいけれど、
食べるのがいやいやな時期がきても、
スプーンさん作戦でのりきれたら。
母はスプーンに顔を描きたくなってきた笑。
同じシリーズの「コップちゃん」「くつしたくん」も、
それぞれ興味が出始めるタイミングで読んでみよう。