先週の土日、絵本専門士の養成講座へ。
出席するのは毎回とても楽しみ。
いつも、事前と事後の山のような課題に追われて、
ゼイゼイしながらも(笑)。
ノンフィクション作家の柳田邦男さんや、
翻訳家のさくまゆみこさんなど・・・
2日間で6人の講師による講義を受けた。
絵本について多角的に学ぶ、それぞれに濃密な時間。
帰り際はいつも、頭の中が沸騰している。。
でも、偏っていない分、凝り固まっていない分、ものすごく刺激的。
「絵本の可能性はこんなにもあるんだよ。
さあ、どの道をすすむ?」
と投げかけられているようで、わくわくする。
いつまでもわくわくしたままじゃ、それはそれで困るんですけど。
もーそういう性分だから、我ながら仕方がない。。
本気は楽しい。
本気は苦しい。
新しい視点で、新しい掛け算で、
より多くの人へ絵本を届けていけたら。
一歩一歩、研ぎ澄ましていきたいなぁ。
自分がやりたいことより、やるべきことに、近づいていこう。
特に今回は、
病院の小児科医長による講義をきけたのが有難かった。
患者さんやそのご家族が、
悲しみ、孤独、不安、怒り、罪責感・・・
様々な感情と向き合いながらそれぞれに乗り越えていくために、
医療現場の大事な場面で、医師により絵本が読まれていることを知った。
VOiCEの病院お話会は、
「辛い治療を少しでも忘れる時間を過ごしてもらえたら」
という気持ちが大きい。
でも、そういう絵本の世界とはまた違う絵本の世界が、
病院という同じ空間の中で、確かにあること。
イノチの壮絶さと尊さと・・・
とてつもなく大切なことを教えて頂いた気がした。
忘れない。
これからも思いを巡らせ続けたい。
講座を終えて見上げた、夕暮れの空。