先日お知らせしていた「三鷹駅前まるごと絵本市」のOAが、
TOKYO MX NEWSのホームページにアップされました。
絵本を仲立ちにして、地域と行政が一体となった素敵なイベントです。
番組の中ではご紹介しきれませんでしたが、
「星と森と絵本の家」の築地律館長がこんなことをおっしゃっていました。
「大人の中に絵本の幸せな記憶があるから、
みんなが笑顔で企画できて、それが相手にも伝わって、良い化学反応が起きている」
大人が絵本で笑顔になって、それが子どもにも伝わって、
街が笑顔に包まれる・・・
そんなお話を伺いながら。
絵本で大人の笑顔を引き出す「絵本セラピー」を、
もっともっと、一人でも多くの方に体験していただきたいなぁと、
改めて思いました。
11月16日(日)までのロングラン開催です。
絵本市に参加している店舗などには、
「えほんおさんぽマップ」が配布されていますので、
絵本市巡りの参考になさって下さいね。
開催期間中のイベントスケジュールは→こちら。
ちなみに、今回朗読した絵本は、『いちばんでんしゃのしゃしょうさん』。
作:たけむらせんじ 絵:おおともやすお 福音館書店 2011年
なんと、文章を書いた竹村さんは、中央線の元車掌さん!
退職されて、絵本作家デビュー作となった一冊です。
少し長めの文章ですが、
さすがのリアルな描写にどんどん惹き込まれていきます。
絵も細かいところまで書き込まれていますが、
大友さんならではのやわらかく優しいタッチだからこそ、
すっと心になじむようです。
電車好きのお子さんはもちろん、
電車好きの大人にも、たまりませんよ(*^_^*)