『ことばの学校』の講演を務めさせて頂きました。
地元の長岡市立東中学校にて。
1年生から3年生までの全校生徒と先生方、保護者の方々など、
参加者はおよそ480名。
皆さんとても熱心に耳を傾けて下さり、こころより感謝致します。
テーマは、「言葉の向こうを想像しよう」。
TOKYO MX NEWSで企画担当した平和絵本特集のニュース映像と、
4冊の絵本朗読とワークショップを交えながらの70分。
日々ニュースをお伝えしている中で、
子どもたちをとりまく悲しいニュースには、本当に心が痛みます。
便利なデジタル世代に育つ子どもたちにとっては、
生身の人間同士の繋がりの構築が、より難しくなっているのかもしれません。
言葉によって相手を傷つけない想像力も大事だけれど、
言葉によって自分が傷つかない想像力もとても大事だと思うのです。
アナウンサーとして、絵本セラピストとして、
言葉や想像力の大切さが伝わったらいいな、という思いでお話させて頂きました。
こちらは、講演を終えた直後に手渡された号外!?です。
速くてびっくり!
新潟日報の広報・宣伝車「かけるくん」が学校まできていて、
およそ500部をあっという間に制作・印刷。
一枚一枚子どもたちの手元へ渡ったようです。
写真は、絵本の感想を聞いているところ。
東中学校のみんなは、とてもさわやかで、
こちらの心が洗われるような、姿勢を正されるような思いがしました。
日頃の先生方のご指導の賜物であり、
何より生徒ひとりひとりが、日々の生活の中で、
素直な感性をイキイキと育んでいるからこそ、と思いました。
翌日の新潟日報朝刊にも掲載して頂きました。
新潟日報モアの記事はこちら。
11月30日(日)にも改めて記事が載る予定だそうです。
新潟のみなさま、宜しければぜひご覧ください。
今回お声かけ下さったのは、
中学時代の恩師・近藤道範校長先生。
近藤先生との再会は、とても嬉しく有難いものでした。
改めて、講演をきいて下さった皆さま、
東中学校の皆さま、新潟日報関係者の皆さま、
とても貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
実は、自分がアナウンサーを目指したのは、
大学時代にこんな風に、地元の中学生の前で話したことがきっかけでした。
私にとって、大切な原点に立ち返るような機会となりました。
初心忘るべからず。