そして、VOiCEの立ち上げメンバーであり、
「女性のHappyは、世界を変える」をモットーに社会貢献活動に取り組む、
Lena's代表でもある小山敦子さん。
いつでも大きな愛情で私たちを引っ張って下さる、心強い存在。それぞれ仕事や育児をしながら、
細く永く大切にしたいと続けている活動。
何人参加できるかはその月によって違うけれど、
今回は久しぶりに会えたメンバーもいて、とっても嬉しかった。
いつもお話会をさせて頂くプレイルームでの様子は、
VOiCEブログに敦子さんが書いて下さった。→こちら
今回のように読み手が多い時には、プレイルームに来られない子どもたちが過ごす、
個別の病室にお邪魔することも。
この日は私が担当することになった。
一緒に絵本を読み合ったのは、1歳の女の子。
最初は緊張したのか、私の顔をじっと見たり、
きょろきょろと周りを気にしている様子・・・。
ゆっくり1冊ずつ絵本を読みすすめていくと、
3冊めでようやく、何かが弾けたように、愛らしい笑顔を見せてくれた。
絵本をさわったり、めくったり、ページをもどってみたり。
読む、というより、
絵をみながらおしゃべりする時間に。
最後は名残惜しい気持ちいっぱいで、病室をあとにした。その女の子は、この間1歳の誕生日を迎えたばかり。
たった1歳なのに、入院生活も長いと聞いた。
月に一度訪問しているお話会で、感じることは様々。
そんなとき、先日のブログにも書いた副島賢和先生の言葉を思い出す。
昭和大学病院の院内学級で、
病気の子どもたちに日々寄り添っていらっしゃる方。
絵本を通して、辛い治療を少しでも忘れる時間を過ごしてもらいたい。
そのお手伝いができたらと訪問しているけれど。
ささやかでも私に「できること」があると同時に、
たくさんの「できないこと」があることを痛感する。できることとできないこと、
そのどちらも謙虚に知ることが、大切なのだと思う。
大切なヒントを下さる副島先生の言葉、よろしかったらこちらをご覧ください。
・「涙も笑いも、力になる」NHK プロフッェショナル 仕事の流儀
・病気の子どもの夢は、「大人になること」
・風machi日記「Doingの前にBeing」(副島先生との出会い)