どうも、近藤です。
学校といえば・・・中高の体育教員免許を持っています。
朝日新聞の医療サイト『アピタル』のリニューアル記念、
『子宮頸がん夜間学校』インターネットライブ配信の2時間目を終了!
前回の一時間目に引き続き、日直を務めさせて頂いた。
今日のテーマは、子宮頸がんの診断と治療・患者支援について。
写真右から、今日の講師としてお越し頂いた、
横浜市立大学附属病院 婦人科腫瘍科化学療法センター センター長の宮城悦子先生。
子宮頸がんの診断と治療について、
がんの進行具合によっても様々な治療法があることなどを、
詳しくわかりやすく説明して下さった。
お隣は、ゲストとしてお迎えした、子宮頸がんを体験されたお二人。
「NPO法人 女性特有のガンのサポートグループ オレンジティ」理事長で、
「一般社団法人 ティール&ホワイトリボンプロジェクト」代表の河村裕美さんと、
婦人科がんの患者支援団体「よつばの会」代表で、女優の原千晶さん。
30代前半に子宮頸がんを罹患し、壮絶な闘病生活を送られたお二人のお話は、
とてもリアルに胸に刺さり、多大な気付きを与えて下さった。
体験者の言葉は重い。
それなのに、河村さんも原さんも、とても明るい。
普通に会話をしていたら、
周りの人に打ち明けられないくらいの辛い体験をされたことや、
今も後遺症と向き合っていることなど・・・信じられないくらいなのだ。
他の人と比べないこと。
女性にとって大切な子宮を失っても、たくましく自分らしく生きられる道が必ずあること。
そうしたメッセージは、番組をご覧になっていた患者さんたちに、どのように響いただろうか。
そして、心身共に不安や悩みの尽きない日々の中で、
ホンネを話し合える場を提供して下さることが、どんなに心強いことか。。。
全て、私には想像することしかできないのだけれど。
患者さん支援の輪が、もっともっと全国に広がってほしいと切に願う。
そして、同じ社会で生きる私たち周りの人間が、決して他人事にせず、
身近な病気である子宮頸がんについての知識と理解を深めることも、
大きな意味での支援に繋がるのでは・・・と心底感じた。
予防できるがんで苦しい思いをすることほど、悲しいことはない。
患者さんはもちろん、ご家族、医療現場の方・・・がんと闘う全ての人にとって。
定期的に検診に行く事で、守れる命、守れる未来があるのだ。
こんな風に、覚悟を持って体験談を話して下さる方の、
並々ならぬ大きなキモチを、大切にしたい。
改めて、子宮頸がん予防を継続していきたいと強く感じた。
同時に、そうした情報を一人のメッセンジャーとして、
少しでも多くの方にこれからも発信していきたいと思った。
今回もまた沢山勉強させて頂き、感謝したい。
ありがとうございました。
★子宮頸がん夜間学校1時間目のアーカイブは⇒こちら or こちら。
★ 〃 2時間目のアーカイブは⇒こちら。
★原千晶さんのブログでのリポートは⇒こちら。
★子宮頸がんについて詳しくは⇒こちら。