テニス漬けの毎日に加えて、
文化祭も体育祭も全力投球な高校生でした。
先日、数年ぶりに親友たちと再会した。
毎年クラス替えがあったにも関わらず、
唯一、3年間同じクラスだったという仲良し3人組。
11クラスある、
割と大きな高校の中でずっと一緒だったのだから、
すごい確率だと改めて思う。
あの頃に戻ったかのように、
懐かしい話にはしゃぐ時間もあれば、
大人になったからこそ話せるディープな話も。
話題の振れ幅は、それぞれの間に流れた年月を感じさせ、
また、尊敬できた。
みんな、頑張ってここまできたんだなぁと。
いま、ものすごく悩んでいることがある。
天秤が、右に左に揺れている。
その繰り返し。
性格的な向き不向きや、自分が大切にしたいものを、
ちゃんと知っている年齢でもある。
その一方で、変化は進化の一環だと思う自分もいる。
皆とサヨナラしたあと、
友情に深みが増している喜びを噛み締めながら、
またそのことについて、思考をぐるぐる巡らせていた。
思い出したのは、
再会した親友のひとりが、私に高校時代にかけてくれた言葉。
『本気で悩むってことは、
それだけ、自分の人生を真剣に考えてるってことだと思う。
だから悪いことじゃない。』
人生の節目節目、とことん葛藤するような場面で、
よくこの言葉を思い出してきた。
その度に、腹底から勇気が湧くのを感じた。
自分で悩み抜いて出した答えには、後悔しない。
そうやって、テクテク歩いてきたのだ。
このタイミングで皆で集まれたことにも、
きっと意味があるのだろう。
ありがとう。
出会ってくれて。
本気で笑い合えたり、尊敬できる友の言葉は、
心強く、尊いものだ。