山下公園で行われた、
ダイバーシティ(多様性)を認め合う、
世界的なチャリティウォーキングイベントが、
横浜で初めて開催された。
お天気にも恵まれ、
総勢600名もの方々が参加したそう!
(都内で昨年11月に開催されたバディウォークについては→こちら。)
今回のイベントを主催したのは、ヨコハマプロジェクト。
“多様性”をコンセプトに活動し、
ダウン症を起点として、障がいのある人もない人も、
互いに認め合い、共に力を発揮し合える社会づくりを目指す団体である。
異文化交流や異業種交流にも力を入れているのが、ユニークなところ。
私は、好学社協賛の絵本ワークショップを担当させて頂いた。
吹き抜ける風がここちよい、とっても開放的な空間で。
「スイミー」の大型絵本にくぎ付けの子どもたち。
読み聞かせをしたり・・・
自由に絵本を読んでもらったり・・・
好学社出版の絵本は、
レオ・レオニ作品を中心に名作が多く、
子どもたちはもちろん!大人のみなさんも目を輝かせていた。
同じくイベントに協賛されていた、
FANCL ファンケルのオリジナル紙芝居も登場。
こちらも大人気!
物語は、その場にいる人たちを結ぶチカラがあるなぁと改めて。
FANCL社員の方々もボランティアで来られていて、
笑顔のひとときを一緒に過ごさせて頂いた。
赤い線の入ったイベント記念の「つながるTシャツ」は、
障がい者支援プロジェクトequaltoから生まれたもの。
着る人とつくる人をつなぐ一枚であり、
着る人たちがみんなで並ぶと一本の線ができる。
私たちのつながりを目に見える形にした、
素敵なデザインだった。
山下公園でオープンに行われ、
誰でも参加できるアクティビティが沢山あったこのイベント。
コンセプト通り、異文化、異業種、障がいのあるなしなど・・・
何の隔たりもなく、多くの方々とふれあうことができた。
ヨコハマプロジェクト代表の近藤寛子さんが、
最後に語られた言葉も印象的だった。
「ダウン症はinteresting。こんなにも人を惹きつける。」
多様性を認め合うというのは、
きっとすごくシンプルなこと。
「いっしょにいる」ことから感じたものを大切にしたい。
とても楽しい、春の一日だった。