私の東京新潟物語は、まだまだ続きます。
上越新幹線に乗る度に、
発見するのを楽しみにしていた広告。
地元の酒蔵・吉乃川の『東京新潟物語』。
少し前になるが、
2012年秋バージョンはこちら。
『あの人のために 編み始めて、
いつの間にか、
新潟の、父のために 編んでいる。』
そして・・・
今回の正月帰省で見た、2013年冬バージョンが、
2年間に渡ったシリーズの完結編だった。。
『東京に出たから、
新潟という
かけがえのない 故郷ができた。』
自分の原点、土台を再確認した主人公。
新たな春に向かって颯爽と前を向く、
潔い気持ちが感じられるラストだった。
吉乃川の倉脇の蔦が圧巻!
ちなみにワンちゃんは、社長の愛犬だそう(笑)。
同じ画角で、私も実家の愛犬“ポン太”と散歩シーンを撮りたいわ(*^^*)。
新潟から東京へ、
就職のために上京した、一人の女の子の成長を描いた物語。
季節を感じられたり、
お酒があって人の集まる新潟の空気を感じられるコピーに、
春夏秋冬、帰省する度に感じ入っていた。
東京にいる彼女だからこそ気づいた、
素朴であたたかで懐の深い新潟の良さは、
私が東京に暮らしながら感じることと、沢山重なる部分があった。
東京と新潟を移動する空間の中で、
幾度となく、自分の故郷への思いを深め、
東京でまた頑張ろうと勇気をもらったことか。
私のように感じていた人も、きっと数多くいただろう。
これでラストだなんて、とっても名残惜しいけれど・・・
自分の感性を育んだ土地に感謝したくなるような、
記憶に残る素晴らしい広告だった。
吉乃川で勝手に乾杯しなければっ。
最後に、こちらが寒がりポン太です♪
★過去の「東京新潟物語リポート」は→こちら。
個人的には、2012年夏の長岡花火にまつわるコピーが、一番胸打たれました。