今年5月のJASRAC賞につづいて、
JASRAC音楽文化賞贈呈式の司会を務めさせて頂いた。
本番までは、
いつもリハーサルや準備でバタバタとしているので・・・
終了後にやっと落ち着いて、会場の前で撮影。
JASRAC=日本音楽著作権協会といえば、
著作物使用料の分配額が最も多かった音楽作品を表彰する、
「JASRAC賞」がよく知られているけれど。
一方で、豊かな音楽風土は、
売り上げや人気に表れる業績で築かれるものだけではなく、
数字には表れない音楽活動を行う人々もまた、
音楽を愛し、その土壌を支えているはず。
そこで、昨年の創立75周年を機に、
地道な活動で音楽文化の発展に貢献した人や団体を表彰する、
「JASRAC音楽文化賞」が創設されたとのこと。
第2回の今年は、
長崎の被爆をテーマにした創作オペラの公演に取り組む団体など、
1人と3つの団体を表彰。
(このニュースに関する記事は→こちら)
長年にわたって、
それぞれのフィールド、それぞれの地方で、
音楽文化を支えてこられた方々のスピーチ。
とても謙虚で、とても心あたたまるものだった。
JASRAC賞とJASRAC音楽文化賞。
どちらも素晴らしい賞だけれど、
司会として両方携わらせて頂いたことで、
その違いを肌で感じることができた。
華やかでなくても、
凛とした心意気のある方は素敵だな。
帰り途、前を向いて姿勢よく歩きたくなった。