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11/27/2018

遊覧飛行と『ひこうき』

旅先で、
特にあてのないドライブ中に。
ヘリコプターの遊覧飛行をやっているのを見かけて、
車をおりてみた。
間近で大きな音と風を感じながら、
飛んでゆくヘリコプター。
指をさし、
バイバイと手をふる息子。
何度も何度も見て、
寒かったけれど、
楽しかったね。

喜ぶかな?
という気持ちをきっかけに。
偶然を遊ぶここちよさ。
きみのおかげで。
『ひこうき』(作:バイロン・バートン/訳:こじままもる)
息子が飛行機やヘリコプターの存在を知った絵本。
もともと図書館で借りてきた1冊。
好きなようで反応がよく、
数回借りてくり返し読んでいたから、
わが家に迎え入れた。

そのうち、
お散歩中に空を飛んでゆく、
本物の飛行機に気づくようになった。
絵本と現実の世界がつながった瞬間!
わたしもうれしかったけれど、
息子はもっとうれしかったんじゃないかな。

毎日が、
未知との遭遇。
小さなからだに秘めている計り知れない感性を、
つぶさぬように、
こわさぬように、
自然と育んでいけますように。

11/26/2018

新潟日報「おとなプラス」掲載

新潟日報が発行する情報紙「Otona+(おとなプラス)」。
11月26日付けのレオ・レオーニ特集にて、
インタビュー記事が掲載されました。
多様な視点で、
表現者レオ・レオーニの魅力に迫った、
とても読み応えのある特集。
錚々たる方々の中で大変恐縮でしたが・・・
訊かれて言葉にしながら、
大切なことに気づけたありがたい機会でした。
小さい頃に、
母がよく読んでくれた絵本『スイミー』
個人的な思い入れが強く、
地元の新聞を通して、
母にありがとうの気持ちを伝えられたのもうれしかった。

インタビューを受けたのは、
新潟市の万代島美術館で開かれた、
レオ・レオーニ展の会場にて。

来年夏には東京にもやってくる!
また足を運びたい。

『みんなのレオ・レオーニ展』
https://www.asahi.com/event/leolionni/



11/21/2018

11月の絵本ヨガ

11月の絵本ヨガは、
都合により急遽、絵本講座に。
先日のブログでもお知らせした、
毎日新聞が発行する『Anetis』の新連載、
「家族の本棚」コーナーで選んだ4冊を中心にご紹介。
季節柄、クリスマスの絵本も。

初めて出合ったという絵本。
お兄ちゃんやお姉ちゃんに読んだことがあって、
懐かしい!という絵本。

お母さんたちとの会話が弾みました♪

===
絵本ヨガオフィシャルサイト
www.ehonyoga.com
毎月第3水曜日に、
日テレ学院にて定期開催中!

11/19/2018

ビブリオバトル スター決戦

ビブリオバトルのシーズンがやってきた。
ここ数年ずっと関わらせていただき感謝。
やりがいを感じる、大好きな仕事。

今回初めて、
著名人による「ビブリオバトル☆スター決戦」が行われた。

司会をご一緒させていただいたのは、
アルコ&ピースの平子祐希さん。
舞台上では面白く、
舞台袖では優しいパパの顔も。

トークセッションの回しなど、
勉強になることがたくさん!
ありがとうございました。
終了後にみなさんと。
後列平子さんのお隣より、
見事チャンプ本を獲得した俳優の鈴木勝吾さん。
ビブリオバトルテーマソングを制作してくださった、
アニメソング界のスター高取ヒデアキさん。
ゲストは作家の道尾秀介さん。
前列バトラーのみなさんは、
落語家の三遊亭兼好さん。
声優の野水伊織さん。
女流棋士の香川愛生さん。
写真には映っていらっしゃらないですが、
鈴木福くんや、
壇蜜さんも参戦されていた。

アナログで、
生の声で伝える、
本の魅力。

本を通して伝わる、
人の魅力。

皆さんの意外な一面も垣間見られ、
会場は盛り上がり、
熱気に包まれた。

今後のビブリオバトルも楽しみ!

===
*大会のダイジェストはこちら↓

*バトラーのダイジェスト写真集と発表動画はこちら↓
鈴木福くん https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/3638
鈴木勝吾さん https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/3768
香川愛生さん https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/3821
野水伊織さん https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/3849
三遊亭兼好さん https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/3849
壇蜜さん https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/3854

*21世紀活字文化プロジェクト ビブリオバトルHP
https://katsuji.yomiuri.co.jp/

11/16/2018

『せかいいちのいちご』原画展

表参道の山陽堂書店で開かれた、
『せかいいちのいちご』原画展に行ってきた。
(文:林木林/絵:庄野ナホコ/小さい書房)
左より、庄野ナホコさん林木林さん小さい書房の安永則子さん。
一緒に伺ったのは、
「お父さんの絵本ガレージ」でお世話になっている、
oton+to編集長の布施太朗さん。





庄野ナホコさんの、
繊細で美しく、
かつ、
どこか切なくて、もの寂しさも感じさせる、
独特の世界観を持つ絵。
一枚一枚、
原画に惹き込まれた。

貴重なラフスケッチや、
赤字の入った校正紙なども展示され、
とても見ごたえのある展示だった。
ひとり出版社「小さい書房」が出版する絵本には、
いつも注目している。

”ひとりでよんでも
 こどもとよんでも”
というテーマで絵本創りをしている出版社。
以前のブログにも書いた『二番目の悪者』など、
大人が深々とハッとさせられる作品が多い。

その『二番目の悪者』の作者2人による新作が、
『せかいいちのいちご』である。

ある日、
シロクマのところへ手紙が届く。
「いちご おとどけ いたします」
あの可愛らしい赤く輝く実のことを想像し、
どきどきしながら待つシロクマ。

そしてついに、
一粒のいちごが届いた!
シロクマは、
いちごの周りでダンスをし、
何度も見つめ、
枕元に飾って眠った。

それから毎冬、
数を増やしながら、
いちごが届くようになる・・・

ふえるとへる。増えると減る。
いちごが増えて、減ったものとは?

もっともっとと、
あらゆるものを求め、
足りすぎている時代に。
ついつい欲張りになるわたしに。
待った!をかけられた気分。

ピンク色の綺麗な表紙からは想像できなかった感触が、
じわりじわりと迫ってくる絵本。
木林さんと庄野さんに、
気になっていたことを伺ってみると、
忘れられない言葉が返ってきた。
ありがとうございました。
この日は「小さい書房のこれまで」というタイトルで、
安永さんにインタビューするというイベントだった。

テレビの報道記者から一転、
出版社を立ち上げた安永さん。
異色のご経歴に、
改めて感じ入りながら。

「出版社の大きい小さいに関係しない、
 ”1冊の本のチカラ”を感じている」
そう何度も語られていたのが、
とても心に残る夜だった。

11/09/2018

毎日新聞「Anetis」新連載スタート

毎日新聞が発行する季刊のタブロイド新聞『Anetis』にて、
新連載「家族の本棚」コーナーを担当させていただくことになりました。
全国1800ヵ所の産婦人科や病院などに33万部配布されるとのこと。
小さな命と共に、
喜びや不安・・・
様々な感情を抱いて産婦人科を訪れるママたちに向けて、
絵本の魅力をお伝えできるなんて。
本当にありがたい機会をいただきました。

病院の待合室でいつも、
あの絵本が並んでいたらなぁ、
あの絵本をママたちに紹介できたらなぁ、
と考えていたので。
初回となる2018-19年冬号のテーマは、
「愛情いっぱい 心ほんわか♪」
0歳~、2歳~、妊婦さんにオススメ、パパにオススメ。
毎回4冊選書していきます。

かかりつけの産婦人科、
病院などで探していただけたらうれしいです。

11/02/2018

KANさんコンサート

数年ぶりに、
KANさんのコンサートへ!
愛とユーモアあふれるエンターテイナーKANさんと、
弦楽四重奏とのコラボ。
素晴らしかった。。

終演後には、
久しぶりにKANさんとお話することもできた。

こんな贅沢な夜も、
たまにはいいなぁ。