『絵本のち晴れ 大人のための絵本セラピー』を開催しました。
ご参加下さったみなさま、ありがとうございました。
この絵本で、そんな感じ方もあるんだなぁ~と、
初めて聞いた感想も沢山ありました。
絵本の懐の深さと、みなさんの人生の豊かさを感じる時間。
心をほどいて、それぞれの思いをシェアして下さり感謝です。
初対面であっても、誰かの感性に耳を傾けて、
他者を知り、また自分を知っていく。
参加者の方によって毎回空気が違いますが、
今回は、こもれびのような、
おだやかでやさしい時間が流れていたように感じます。
秋になると手にとる大好きな一冊、きょうも読みました。
『
ぼく、お月さまとはなしたよ』作・絵 フランク・アッシュ 訳 山口文生 1985年
クマくんは、お月さまを見て思った。お月さまの誕生日に贈り物をあげたいな。
でも、いつだろう?なにをあげたらいいかしら?
お月さまにきいてみよう。そこでクマくんは木にのぼり、お月さまに話しかけた。
でも・・・。(評論社紹介文より)
お月さまに向かって話しかけるクマくん。
山々に跳ね返ってくる言葉を「やまびこ」とは知らずに、
お月さまとの会話を夢中になって楽しみます。
私も読みながら、何度も何度も同じ言葉を繰り返すのですが、
クマくんの一生懸命さが愛おしくもあり、どこか可笑しくもあり、
なんともあたたかい気持ちが胸にわきあがってきます。
言葉を大切に生きていきたいものだと、読む度に思わずにはいられません。
原題は、『HAPPY BIRTHDAY, MOON』
お誕生日の贈り物にもおすすめの絵本です。
今回のワークショップ後のケーキセットは、
シナモン・メープル♥フルーツケーキと紅茶でした。
上から撮影したら、まるでお花のようですね。
いつも美味しいケーキセットと素敵な空間を、
ありがとうございます。
絵本の世界を感じていただき、
美味しいケーキと紅茶にも癒され、
最後は気に入った絵本をお土産に買うこともできる場所。
参加者の皆さんからも毎回、
会場が素敵!という声をいただきます。
ちなみに、「ぼく、お月さまとはなしたよ」は、
店長の種村さんも大好きな一冊。
今年も再び、そのお話で盛り上がりました。
新たな絵本も仕入れつつ・・・また長居してしまいました。