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8/28/2014

絵本ヨガ

親子一緒に絵本の世界に飛び込んで、
ヨガで楽しく体を動かそう!
先日、絵本ヨガ@ポプラ社、第2回を開催しました。
ご参加下さったみなさま、ありがとうございました!
普段なかなか触れることのない、
大型絵本やしかけ絵本、紙芝居など・・・全部で5冊を読みました。
物語の世界で自由に飛び回る、子どもたちの真剣な眼差し。
いつも、愛おしくてたまらない光景です。
みんなで「きらきら星」を歌いながら、星のポーズ!
親子一緒に歌って楽しいのはもちろん、ヨガの呼吸法にもつながっています。

毎回、お子さんの年齢に合わせた絵本とヨガポーズをプログラムしますが、
今回は2~4歳クラス。
自ら積極的にポーズに挑戦するお子さんたちの姿をみて、
「成長を感じることができた」と話して下さるお母さんも多かったです。
できることが増えていく。
子どもたちの日々の成長は宝物ですね。


そして最後に、紙芝居を読みました。
おかあさん おめでとう』 作:神沢利子 絵:井上洋介 ポプラ社
くまの子ウーフとお母さんの物語。絵本もあります。
母の日のおすすめ絵本として以前のブログでもご紹介しましたが、
私自身、読みながら胸が熱くなるような・・・
親子が互いを思い合う、愛情に満ち満ちたお話です。
紙芝居は、文字がない分、子どもも大人もより絵に集中できて、
なんとも言えない素敵な空気になるなぁ・・・

プログラムの中には絵本セラピーも取り入れて、
皆さんと気持ちをシェアし合う時間も大切にしています。
日頃、育児や家事をがんばっているお母さんの心と体、
絵本ヨガで少しでも解放できたら嬉しいです。

次回の絵本ヨガ@ポプラ社は
9月19日(金)10:30~ 0~1歳クラス 
おかげさまで残席1組です。お早めにどうぞ!→★追記:満員御礼となりました。

※10月以降も募集を開始しました。
10月17日(金)10:30~ 0~1歳クラス
11月28日(金)10:30~ 2~4歳クラス

お申し込みなど詳しくは、
ポプラ社の絵本ヨガイベントページをご覧下さい。

近くには、新宿御苑や、消防博物館東京おもちゃ美術館アンパンマンショップなど、
午後から遊びに行けるスポットもたくさんありますよ。
ご参加お待ちしています(*^^*)

8/25/2014

へいおまち!『このすしなあに』。

先日、いつものVOiCEお話会ではなく、
お寿司を作るワークショップで、病棟にお邪魔しました。
いろいろとハプニングがありましたが・・・
子どもたち、保育士さんたちのおかげで、
何とか乗り切ることができました。
感謝の気持ちは、
敦子さんが当日のVOiCEブログに書いて下さったことと同感です。

最後にみんなでお寿司の手遊び♪
子どもたちといっぱいハグし合いました。
体温が伝わり合うハグは、
子どもも大人も幸せな気持ちにさせてくれますね。

今回は、中島そよかちゃんと敦子さんのほか、
魚くんも登場!子どもたちに大人気!
ワークショップの前に読んだ一冊。
このすしなあに』 塚本やすし ポプラ社

すしネタになる前の魚たちの姿も描かれ、
クイズ形式で楽しめる食育絵本です。
画面も大きく迫力と躍動感があって、読みあいの場にもぴったり。
舞台が回転寿司ではなく、粋なお寿司屋さんになっているところが、
子どもはもちろん、大人もわくわくします。

次回のお寿司ワークショップのリベンジ?にも、読みたいなぁ。

8/24/2014

日中韓平和絵本プロジェクト『へいわってどんなこと?』。

8月15日の『TOKYO MX NEWS 終戦の日拡大版』で放送した、
平和絵本企画の特集を掲載します。
著作権の関係上、1ヶ月間の限定公開です。

取材させて頂いた皆さま、
本当にありがとうございました。
企画、取材、原稿、編集立ち合いまで・・・
久々に産みの苦しみを味わいましたが、
たくさんの勉強をさせて頂きました。

多くの困難に立ち向かいながら、
国境を越えて平和を願う、「日中韓平和絵本プロジェクト」。

絵本だからこそできることがある。
その一方で、
簡単には願いに届かない現状と照らし合わせると、
一人の大人として、様々なことを考えさせられました。。

当事者の方々のお話を伺って、改めて、
このプロジェクトに果敢に挑戦したこと自体の尊さを思いました。

放送尺は9分と長いですが、宜しかったらご覧下さい。

~国境を越えて 日中韓平和絵本~
へいわってどんなこと?』 作・浜田桂子 童心社

8/19/2014

平和を伝える絵本。

先週一週間、
TOKYO MX NEWSの中で、
一日一冊ずつ「平和を伝える絵本」をご紹介しました。
平和・戦争について考える絵本は数あれど、
まずは、映像的に、放送尺的に、
ニュース番組でお伝えする内容として適しているものを選書するのが難しかったですが・・・
どれもこれも、私が心からおすすめしたい5冊です。

ありがたいことに、放送後様々な反響を頂き、
私自身も、改めて絵本のチカラを感じる機会になりました。

何より、私の普段の活動を知っている方々が、
「平和についての絵本企画を番組の中でやってみませんか?」
とお声をかけて下さったことに感謝です。

動画のほとんどが、1ヶ月限定公開です。
作品の一部抜粋でお届けしていますので、
気になる絵本は、ぜひ実物を手にとって頂けたらと思います。
8月15日の「終戦の日拡大版」でお届けした、
作者のインタビューなども交えた特集は、また後日アップします。

へいわってすてきだね】 詩 安里有生 画 長谷川義史 ブロンズ新社 

沖縄の小学1年生安里有生くんが、
去年6月の「沖縄全戦没者追悼式」で朗読した詩。
まっすぐな平和への思いをきいて、沖縄のおじい、おばあたちは涙したそうです。
絵本作家の長谷川義史さんが、魂を込めて絵を描きました。



さがしています】 作 アーサー・ビナード 写真 岡倉禎志 童心社

母国で原爆の必要性を繰り返し教育された、
アメリカ生まれの詩人アーサー・ビナードさん。
来日して出合った「ピカドン」という言葉に衝撃を受けた彼が、
膨大な取材を重ねて創作した写真絵本です。ものを持って語らしめる一冊。



せかいいち うつくしい ぼくの村】 作・絵 小林豊 ポプラ社

今も、世界各国では戦争・紛争が起きています。
全39ページの少し長めの物語。
小林豊さんの美しい絵が一層、戦争の惨さを浮き彫りにします。



すみれ島』 文 今西祐行 絵 松永禎郎 偕成社

太平洋戦争のあと、南の島に咲いたすみれの花。
特攻隊の若者と、子どもたちとの心の交流を描いた一冊です。
作者の今西さん自身も海軍航空隊の在籍経験があり、
そのときに聞いた話がモチーフになっています。

8/17/2014

テニスコート。

8月の前半は、
仕事で企画を抱えたり、
絵本専門士の大量の課題締め切りがあったりと、
なかなかハードな日々が続いた。

しばらくずっと寝不足で、
どこかで隙あらば睡眠をとろうとしたのか、
何度か気を失ったほど(笑)。
例えばメイク時間に爆睡してしまったり・・・
優しいメイクさんたちに支えてもらって感謝m(__)m

辛かったけれど、
この疲れは希望につながると思えたのも確か。
ただ苦しいだけの疲労とは、明らかに違うもの。

この期間で感じたこと、見えたこと、
とても貴重なものだったように感じる。

ここまでしてやる意味はあるのか。
・・・・・・
「ある」と思えることが、自分にとって最強の動機。
人間、限界に近い状況だと、
あらゆる感覚が研ぎ澄まされるのかも。
写真は、高校時代の私が限界に挑んでいた時の、懐かしの光景。
左に見えるテニスコートで、
一心不乱にボールを追いかけていた。

思い描くその先は、進み続けた人にしかわからない。
あの頃の私が、今の私を頑張らせているような気がする。

8/16/2014

【グランチャ便り】あおい絵本と身長計。

この夏の「絵本の森 グランチャ」は、
あおい絵本がずらり、並んでいます。
「あお」にも色々あって、奥が深いですね。
涼やかな風が吹いています。
オープン当初から母がずっとやりたいと言っていた、
あおいろ絵本特集。
私は仕入れ担当?でもあるので、
2人で一緒に相談しながら絵本を選ぶ作業は、とても楽しいです。
こちらの部屋にある絵本は販売もしていますので、
気になる一冊がありましたら、館長にお声かけ下さいね。

そして、新たに身長計も登場!
たくさんの記録が残っていくといいな。
ちなみに私も計ってきました(*^^*)

これまで、「グランチャ便り」はときどき更新していましたが、
実際に帰省できたのは3ヶ月ぶり。
他にもいろいろ進化していたので、私も嬉しくなりました。

土日限定オープン。
寺泊の海水浴の行き帰りにもおすすめです。
夕陽もきれいに見えますよ。
みなさんのお越しをお待ちしています。

長岡大花火。

我が故郷の、長岡大花火。
今年は土日開催だったため、久しぶりに見ることができた。

長岡空襲から69年。
1945年の8月1日に、長岡の空にB29が来襲し、
午後10時30分から1時間半にわたって爆撃を行った。
中心市街地の8割が消失・・・
見渡すかぎりの焼け野原と化し、1485名の尊い命が失われた。
現実に起きたことなのか、
今の街からは、想像もつかない。
先人たちが、故郷の言葉にならない惨状に心痛めながら、
どれだけ心血注いで復興に尽力したことか。

長岡花火の始まりは、
慰霊と鎮魂の念、復興への願いからであることを、忘れてはならない。
正三尺玉が上がる前には、街中にサイレンが響き渡る。
そのきっかけは諸説あるけれど。
私の祖母は、このサイレンの音を聴くといつも、
「空襲を思い出す・・・」とつぶやいていた。
当時、赤く燃え盛る長岡の街を、
祖母は赤ちゃんを抱えて逃げ惑った経験があるのだ。
打ち上がる花火で明るく照らされるその横顔は、
子どもながらに、どこか切なく哀しそうに見えた。

今年は、実家の屋上で家族みんなで花火鑑賞することができた。
甥っ子たちも含めて、わいわいと笑顔あふれる時間。
大切な人と夜空を見上げる、かけがえのない幸せなときを、
ずっと大切に、次世代へ、未来へ、受け継いでいきたい。



特に今年は、中越地震から10年の節目ということもあり、
復興祈願花火「フェニックス」は、5分のロングバージョン!
河川敷では、平原綾香さんが生歌を聴かせてくれた。
フェニックスは、この曲と共にある。
みて、きいて、思いを巡らせ、涙がこみ上げる。


これからも、胸震わす故郷の夜空の花が、
どうか平和のうえに咲きますように。
先に逝った多くの人々の無念を無駄にしてはならないと、
改めて強く思う、2014年の夏である。

8/10/2014

【お知らせ】TOKYO MX NEWS 終戦の日拡大版。

まもなく迎える終戦の日。
明日から『TOKYO MX NEWS』の番組の中で、
「平和を考える絵本」を、
一週間通して一冊ずつご紹介していきます。
現在、鋭意編集中!
私がおすすめする絵本を5冊、
心を込めて朗読させて頂きました。
そして、8月15日の特番では、
絵本作家の浜田桂子さんのインタビューなども交えて、
企画特集をお届けします。

心の琴線にふれるたくさんのお話を伺いました。
どんな風に表現したら伝わるだろうか、
当日のOAまで悩みぬいて、
ひとつのかたちにできたらと思います。

終戦から69年の夏、

平和について、一緒に考えてみませんか?
宜しかったらぜひご覧下さい。

東京MXテレビ (地デジ9ch)
8月11日(月)〜15日(金)
18:00〜18:30
『TOKYO MX NEWS』

8月15日(金)
20:00〜20:45
『TOKYO MX NEWS 終戦の日拡大版』